インドア派ライダーのソロツーリング

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクソロツーの記録

令和7(2025)/9/4(木) 「道の駅 ステラ★ほんべつ」→「道の駅 阿寒丹頂の里」→「道の駅 しらぬか恋問」→釧路のビジネスホテル

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 7月の末にアルバイトのような形で雇われたゲームデバッガーは、オタクの集団の気持ち悪さと、複雑かつゴミ屋敷のようなサーバーの中からどう探せばいいのか検討もつかない仕様把握に耐えきれず、血便が出て、8月末に辞める。その途中でやっと見つけた仕事が9月頃に始まるので、その前にひとっ走り行ってきた。本当はオホーツク側から稚内→日本海側から南下という1泊2日のルートを考えていたが、久しぶりに3日連続雨の心配無しとの予報で知床に変更した。

 日勝峠を下って清水町の市街地を通り過ぎた先にある美蔓パノラマパーク。駐車場や東屋やこのような看板があって撮影スポットのようになっているが、正直、日勝峠山頂の展望台からの方が景色は素晴らしい。休憩にはちょうどよかった。


 本別町の道の駅は一昨年訪れてマグネットも買ったが、少し折り曲げて買い直し。ついでに美味しそうだった洋菓子と名産の豆を使った甘納豆を購入。ここに来るまでの道路沿いの畑にも大豆が沢山植えられていた。


 ずっしりと重みのある洋菓子。キャラメルコーティングされてあって、歯にねっちょりくっつく。香ばしくて美味かった。

 色んな豆が混ざってある割に値段は安くない。その上余り風味が無かった。残念。
 この時点で午後1時近かったので近辺の蕎麦屋を探すが、唯一の店舗はすでに店じまいか定休日か。その他は喫茶店か洋食屋かカレー屋かラーメン屋だけ。無理。
 この後は無料の高速道路に乗るから飲食店は下りた先の阿寒まで無し。



 隈研吾よろしく剥き出しの木の柱や壁の耐用年数が心配なデザイン。看板横の丹頂のオブジェは、春雨のような謎の素材でできている。阿寒の道の駅に着いた時点で2時を回っている。ただ、バイクに乗っていると運転に集中するためか余り空腹を感じない。ここでは温泉、宿泊、レストランなどがある。レストランのラストオーダーは過ぎていた。そもそもここも肉料理ばかりでどっちにしろダメ。バイクから降りた途端に強烈な空腹が襲ってきた。

 阿寒と言えばまりも羊羹しか思い浮かばないし、大好物。それと初めて見たまりものゼリー。セットになって売っていた。腹が減った。
 しかし、この地域の飲食店も肉か洋食かラーメンばかり。和食が何も無い。背に腹はかえられず、セイコーマートでおにぎりとパンを購入。おこぼれを狙うカラスがうるさい。



 白糠の道の駅。今年の4月29日リニューアルオープン! したらしい。こちらも何故か何も塗装されていない木材を使用されている。新しいうちはいいが、何も塗装されていない木材はすぐに腐食する。

 恋問海岸とのことで、名前にちなんでとりあえず作られた撮影スポット。

 道の駅売上TOP10にも入っていないお菓子を購入。TOP10に入っているのはパッケージや見た目が垢抜けていたり可愛かったりだけのものばかりで食指が動かない。


 鍛高譚(たんたかたん)という現在進行形でふざけているような名前のしそ焼酎をクリームチーズに仕込んだどら焼き。タンタカはアイヌ語でカレイの意味らしい。なるほど焼き印はカレイなのか。しその風味が美味い。やっぱりこっちにして良かった。それにしても、こういうちょっと洒落た建物の道の駅は何故か必ずジャズが流れている。

 道中に寄った道の駅は3カ所だけだったので、釧路のビジネスホテルには午後4時半頃に到着できた。本当は厚岸の安宿に泊まりたかったが満室。都市部だとこういうとき助かる。チェックインを済ませた後は近所の銭湯に行き、その足で回転寿司なごやか亭へ。うちの近所にもあるが、本丸が釧路であり、そのお膝元はどうなのか気になっていた。しかし、内容は札幌と変わらず。さんまの寿司は一部売り切れ。がっかり。昼が粗末な物で済ましたこともあり、空腹と疲労だけの頭に任せて手当たり次第注文したら会計が4683円だった。他の寿司屋にしておけばよかった。
 疲れた頭では釧路=さんま以外に思い出せなく、帰宅後にいわしのほっかぶり寿司を思い出す。