~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~
釧路は札幌に比べて格段に寒いと聞いていたが、そんなことは全く無かった。夜も暑くて余り寝付けず。
朝食はいつもと同じく前日夜にセイコーマートで買った、納豆巻、胡瓜の酢の物、卵焼き、ヨーグルト。納豆巻が量が多く合計で800円ほど。買う量を少し考えたい。それにしてもセイコーマートは夜に行っても総菜が潤沢に揃ってあって助かる。スーパーでは売り切りの総菜ばかりで閉店前はスカスカ。
釧路の土産を買おうと釧路駅に向かったがバイクを停められる場所が見つからず、仕方なく通り過ぎる。札幌もそうだが、都市部はこういう細かい融通が利かないから困る。






厚岸の道の駅に向かう途中、馬牧場が点在している。日高や新冠以外でも盛んらしい。



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厚岸の道の駅は北海道ローカルでテレビコマーシャルも放映されている。某全国チェーンのビジネスホテルからパクったものインスピレーションを受けたものだとすぐ分かる。大元がそもそも安っぽいから更に輪をかけて激安を通り越して笑える。妙な外人に目が行って15年連続No.1の文字が霞む。

ここも眺望が良い。





根室の道の駅。蟹などの海鮮はテナントの別店舗にあった。店員が客が入ってくるのをジッと見つめてきて非常に入りにくい。道の駅から大きな海が見えていたので太平洋かと思ったら風蓮湖だった。様々な野鳥を観ることができたことを帰宅してからウェブサイトで知る。今回は時間の都合で納沙布岬に行けなかったから、今度ゆっくり観てみたい。


オランダせんべいという名前だが、ほぼワッフル。そこそこ大きくて4枚入って320円。ビニル越しからも甘い匂いが伝わってくる。隣に苺やらチョコやら味がついたものも並んでいた。せんべいという名前のとおり、少し固めで噛んでいると顎が疲れてきた。開封すると日に日に固くなっていき、後日もう一枚食べようとしたタイミングではガチガチで、そのままではとても無理だった。そこで少し水で湿らせてオーブントースターで温めたら丁度良い柔らかさになった。一枚目よりも美味しかった。


別海の道の駅。ここの展望台から国後島が見えるらしい。

無料の望遠鏡やディスプレイつきのも設置してあった。意外と肉眼でもハッキリと見えるんだ、と思っていたら、ちょうど居合わせた外人とここに詳しそうな日本人が、そこは野付半島でその先に国後島があるんだけど今日はちょっと見えないね、と言っていた。お陰様で勘違いせずにすんだ。


ロシアという国家のようなクソに卑怯な手を使って侵略されている北方領土に対する叫び。(Объект, выражающий крик по поводу северных территорий, захваченных подлыми методами дерьма, называющего себя государством Россия.)銅像もあったらしいが見逃す。その近くに居座るほのぼのとした牛の対極撮影スポット。

物販や軽食スペースはあるが、メインは(ロシアという国家のようなクソに卑怯な手を使って侵略されている)北方領土の展望と展示がメインのようだった。


チーズパンまんじゅう。小ぶりの割に脂質が多いのはあんこの中のチーズ。和なのか洋なのかよくわからない。クリームチーズはクセが無いので風味があまりなかった。プロセスチーズでもよかったのではないか。生地やあんこは美味かった。
昼は途中の標津の蕎麦屋。昨夜は寿司を食ったのにまた奮発して鮭いくらのちらし蕎麦。更科で美味かった。ただ、具材の風味が強かったので、シンプルに盛りそばで良かったかもしれない。

蕎麦屋の隣にお菓子屋があり、以前ふるさと納税の返礼品で気に入った標津羊羹が売られているとのことで入店。羊羹とくるみゆべしを購入。

とろけそうな柔らかさと胡桃の香ばしさが美味しかった。

羅臼の道の駅。入口は狭そうに見えるが横に長く、わりと物販が充実していた。ただ、羅臼昆布やその他海鮮物はバイクで持ち運べないし、お菓子は外面だけ知床を象っただけで中身は道外の工場で製造されていたりと、購入する意味がなかった。

マグネット類は同建物内の観光案内所で販売されていた。






道の駅の道路を挟んで向かいの港から知床観光船が出航している。観光船にしてはデカいなと思いつつカメラに納め、現在調べてみたらにっぽん丸というクルーズ船だった。また、別海では見られなかった国後島がここからはハッキリと見ることができた。あのハゲはいつ返還してくれるのやら。Интересно, когда же тот лысый вернёт территории?







夏場だけ開通している国道334号知床横断道路の山頂から。ガスや雲が下りたせいで見晴らしは良くなかったが、これはこれで良い雰囲気だった。知床は羆がいて当り前。ビクビクしながら27kmを走行してもエゾシカ2頭だけだった。鹿なんか札幌にもおるわ。羆もたまに出るけど。ちょっと見たかった。峠道で時折見かける「Don't approach! Don't feed!」の看板が馬鹿馬鹿しかった。そんなに餌をやりたかったら自分を差し出せばいいのに。

これまた薄ら笑いを浮かべるほど洒落た斜里(ウトロ)の道の駅。外人が多い。やっぱりジャズが流れている。物販は多いがこちらも知床の名前を扱っただけの製造場所が分からないものばかり。

カントリーサインマグネットは昨年別の道の駅で手に入れていた。ようやく探し当てたウトロ製造のはまなすジャム。小瓶なのに800円もした。

去年すっかり忘れて通り過ぎた天に続く道からの撮影。ただ、太陽光からの逆光のせいで道が暗く、本来見える道路も消えてしまった。撮影するなら午前中の方が良い。去年なら撮影できていた。
この後宿泊する北見に向かうためこの一本道をひたすら走ったが、別に天に向かう訳でも無くただただダラダラと長いだけの道のりだった。




斜里から北見へ向かう途中で見かけた丹頂のつがい。
2時間ほどかけて北見へ。本当は美幌で泊まりたかったがこちらも満室。都市部が近くにあって助かった。ホテル周辺は歓楽街で居酒屋やお姉ちゃんの店が沢山。居酒屋は満席で断られ3軒目でようやく座れる。愛想は良かったが店主が合間にスマホをいじっていた。その手で刺身などを調理するのかと思うとちょっと嫌だった。生のサンマや帆立は美味かったが。それにしても居酒屋は高い。できれば行きたくない。
普段札幌に住んでいて違和感を抱いたのが、店員がやけに愛想が良い。テーマパークのスタッフ並。怖く感じるくらい。