インドア派ライダーのソロツーリング

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクソロツーの記録

令和7(2025)/9/6(土) 北見のビジネスホテル→北見駅→「道の駅 かみしほろ」→新得の蕎麦屋

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~


 北見の土産を買おうと北見駅へ。駅前の駐車場は20分無料とのことだったのでバイクを停めて駅の土産物屋で買物をした。

 数年前にカーリングでブームになった赤いサイロというチーズケーキ、そしてぽん鱈。チーズケーキを買って封を開けたら小さなリーフレットが入ってあった。取扱店を見たらうちの近所にも売っていた。がっかりした。


 美味しいけど、わざわざこれを目指して買うほどのものでもなく。普通の美味しいチーズケーキ。
 昨夜の愛想の良い店員から一転、北見駅の土産物屋の店員は眠たそうでここだけ札幌を感じることができた。
 無料のうちにさっさと買って駐車場を出ようと精算機に駐車券を差し込むも、エラーが出る。何度やってもダメ。暑さ以上に冷や汗をかいて、管理者の電話番号に連絡したら5分くらいで来てくれた。曰くバイクはカメラが認識しないからエラーになるとのこと。それなら入場の時点でエラーを出してほしい。駐車券発行の機械に小さく「バイクは入れません」とテプラが貼ってあった。でも入れてしまった。
 道中の山道、反対車線にいたレーサーのようなロゴなどのデコレーションをした乗用車が自分が走っている目の前を躊躇無く無理矢理右折してきてぶつかりそうになる。右折してきた車の方向を見たら駐車スペースがあり、同じような派手な車が10台ほど停まっていた。その後も走り続けていたら次々と反対車線からやってくる。いわゆる痛車に分類されるようなこの車、調べてみたら街道レーサーと言うらしい。噛み砕いて言えばレーサーごっこをしている痛車以上に痛い大きいお友達だった。どんなツラをしているのか見てみようにもフロントガラスが暗くて分からない。やがて市街地に入り、まだその痛いお友達の車が点々と走っていてちょうど赤信号で停まっている件の運転手を見てみたら、豚みたいな顔をしていた。やはりただのオタクだった。市街地に入る前も、追い越しをするために反対車線の自分が走っている車線を自分が近づくまで逆走したり、遅い車の車間距離を詰めていたり、おもちゃのように自動車を扱っていた。単独事故を起こして車が炎上して豚の丸焼きになってしまえばいいのに。

 小便を我慢しきれず、途中足寄の道の駅に寄る。今回もやっぱり松山千春だった。ついでに何か買おうにもあまり欲しい物がない。ラワンブキの加工品でも買えばよかった。



 カントリーサインのデザインが変更になった上士幌、マグネットも新しくなったのかチェックしてみたら旧デザインのままだった。新しい方は70点くらいのどこにでもありそうなゆるキャラを使ったもので、南幌の新デザインも同じく、あのようなぱっと見可愛いだけのデザインばかりになると全く違いが分からなくなりそうだ。

 おしゃれな建物でやっぱりジャズが流れている。全体的に割高な土産物のなかで、手頃な甘納豆を発見。上士幌産の金時豆と蜂蜜を使用とのことだが、製造は帯広。

 蜂蜜のクセだろうか、ちょっと妙な味がした。豆自体は美味かった。もう一種類あったので、今度立ち寄った際はそっちを買いたい。



 昼過ぎ、新得が近かったので新得名物の蕎麦屋へ。行き当たりばったりで選んだのが悪かった。完全に観光客向け。店内は広く、客が並んでいる。蕎麦関連の売店もある。並んでいる客がいるからここでやめれば良かったものの、店を選んでいる間に初日と同じく食べそびれるのも困る。とりあえず大盛りの蕎麦を注文。かたい。コシがあると言えば聞こえはいいが、とにかくかたい。ゆで時間縮めたのではないかと勘ぐるほど。せっかく新得に来たのに失敗した。しかも食べている時に何故か指を怪我して血が止らない。食べ終わって会計してバイクに再び乗ろうとしてもまだ血が流れている。気に入っているグローブを汚したくないので、近くの新得駅前のスーパーに寄ってサビオを買う。駅前には何軒か蕎麦屋があった。こっちにすれば良かった。  写真は食べた蕎麦屋の駐車場から見えた蕎麦畑。そばロードと銘打っているとおり、ずっと蕎麦畑が続いていた。

 初めての2泊3日のツーリング。目の下にクマができていたが楽しかった。
 今回行けなかった根室の納沙布岬、釧路湿原など、行きたい箇所は沢山ある。