インドア派ライダーのソロツーリング

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクソロツーの記録

令和7(2025)/9/29(月) 猿払の旅館→「宗谷岬」→「道の駅 わっかない」→「ノシャップ岬」→「道の駅 てしお」→「道の駅 えんべつ富士見」→「豊岬金比羅神社」

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 猿払の夜は暑かった。あまりに暑くて窓を開けて寝た。涼しい浜風が入ってくるが、オマケでもれなく輸送トラックの爆音もついてくる。そのせいで何度か目を覚ました。
 朝食はいつも通り、セイコーマートの卵焼き、胡瓜の酢の物、納豆巻き、わかめおにぎり、ヨーグルト。これに加えて2リットルの水をまとめて買ったら800円を超えていた。ちょっと買いすぎ食べすぎだろうか。



 猿払からそれほど時間をかけずに宗谷岬へ到着。月曜日の午前中にもかかわらず、観光客が入れ替わり立ち替わりこのモニュメントと一緒に記念撮影をしている。
 初めて自分を入れて撮影しようと腕を伸ばしてスマホで撮影したが上手くいかない。
 困っていたら、背が高くて赤い「SIMPSON」の文字のジャケットが良く似合っている若い男性ライダーが「良かったら撮りましょうか?」と親切に声をかけてきてくれた。しかし、他人の親切は、宗教の勧誘か詐欺か見返りか押し付けしか経験がなかった自分は、咄嗟に「いえ、大丈夫です」と断ってしまった。
 当然、その男性はすぐにその場を立ち去った。素直に親切を受け容れて撮ってもらっていたら、この好青年のライダーと二、三会話をして何かの繋がりが生まれて万が一ワンチャンあったかもしれないと思うと未だに悔やまれる。
 だが、もし撮影してもらっていても、そこで礼を言ってさようならという流れになる確率が100%に近いだろう。それでもやっぱり万が一、と考えると悔やみきれない。自分は今までもこうやって自らチャンスを断ち切ってきた。
 今度からは(同じライダーに限っては)親切を素直に受け容れようと決意した。もう遅いけど。日本人でSIMPSONのジャケットが似合う人は本当にまれ。めちゃくちゃ似合ってて格好良かった。もしチャンスがあるならまた会いたい。
 で、その後にライダーでもなんでもないオジサンから同じく「撮りましょうか?」と促されて撮影してもらったのがこれ。

 無意識にいつもの猫背のままだったため、裁判の証言台に立っているかのようなみすぼらしい出で立ちになってしまった。しかもヘルメットが少し斜めを向いている。これ以上に「私は写真が苦手です」と体現できるポーズは思い浮かばない。こんなんでは、先程の若いライダーから鼻で笑われて終わり。
 このモニュメントがある公園のすぐ横に柏屋という土産物屋があるので立ち寄ってみる。「宗谷岬」と書かれたカントリーサインマグネット風のステッカーが売られているらしい。他にも何か宗谷岬ならではの土産があれば欲しかった。
 店内を見回したが、パッケージだけ「宗谷岬」と書かれただけのどこで作っているのか判らない菓子ばかりが並んでいる。しかもお目当てのステッカーは大きいサイズしかない。小さい方が欲しかったので何も買わずに去った。こういうどうでもいい部分で妥協しないから金があまり減らないんだろう。

 バイクとモニュメント。


 宗谷岬から眺める海。曇っているせいで樺太が見えなかった。
 宗谷岬の歌があるらしい。この石碑の隣に音楽が流れるボタンがあり、押してみるとすごく悲しい旋律がこだまし、すぐに消した。原曲を聴いてみたら長調でスウィングのリズムの軽快な曲調だったのに。なんであんな風になってしまったんだろう。
 宗谷岬にたどり着くまで、バイクに乗りながらずっと森進一の「襟裳岬」と加藤登紀子の「知床岬」を歌っていた。いい加減な性格だとつくづく思う。

 この公園の所々で見かけた何らかの動物により落とされたフン。人間の手のこぶし位の大きさ。鹿はもっと小さく丸いとのことで、なんなのか判別できず。みんなモニュメントの方ばかり目が行っているのか、足元のブツに気づかず靴底が象られたフンも見かけた。ヒグマでないことを願うばかり。


 稚内の道の駅。道の駅というよりJR稚内駅の中に道の駅がある。無理矢理道の駅として登録しただけと思われる。
 日本で一番北の都市だが暑い。駅構内の中の方が涼しい。稚内駅の土産物店が道の駅っぽい。そこにスタンプ台があり、カントリーサインマグネットが売られている。



 稚内の菓子店で作られた牛乳を使ったお菓子。包装が凝っている。だが、デザイナーに外注した感じがなく、親しみがあって気に入った。
 カントリーサインマグネットを眺めていると、横から初老の女が来て、雑な手つきで手前の物を取り、一つ奥のマグネットをガサガサと素早く持っていって手前の物を戻していた。あんな雑な扱いをされては、すぐに一番手前のものよりも無残なものに成り下がってしまうだろう。
 今まで特に気にせず一番手前から買っていたが、今回だけはその雑に扱われた手前のものは手に取らず、同様に奥のものを買い、いつものソフトケースに大事にしまった。



 稚内練乳菓。ホコホコした皮にねっとりとした練乳の餡。

 ホタテマン。しっとりと柔らかいパイ生地に黄色いあんこ。ノースマンみたいなもの。



 流氷まんじゅう。ふわふわしっとりの生地にホワイトチョコレートで包んだもの。


 サハリンの海からこんにちは。ちゃんと紹介しているウェブサイトを見ると、表面が蟹の焼き印になっているらしい。さつまいもを練り込んだしっとりミルク餡、現代の月餅とのこと。



 宗谷岬の牛乳っ子。白餡とラズベリージャムが中に入ったカップケーキ。
 この5つはどれも美味しかった。


 稚内の港の風景がよかったので、バイクと一緒に撮影したかったが見つからず。フェリーターミナルなら良い写真が撮れるだろうと立ち寄るも進入禁止ばかりでダメだった。せっかく立ち寄ったのでターミナル内の土産物店に入る。

 宗谷岬の土産物店に無かった小さいサイズのステッカーが売られていた。妥協して買わないで良かった。
 稚内でガソリンが切れそうになる。市内に何店舗かガソリンスタンドがあるが、フルサービスで札幌より20円ほど高い。どこかセルフがないか30分ほど探したが全くない。この先は田舎道が続くためガス欠の恐れもあり、仕方なく給油。時間と金を無駄にした。

 宗谷岬のせいで影の薄いノシャップ岬。行く予定に入れていなかったがそれほど遠くなく大した回り道でもなく、急遽行き先に追加した。その途中のノシャップ公園。

 野生のエゾシカが当り前のようにのさばっている。毛並みが冬仕様になっていた。目の前に近づいても逃げない。


 ロープに絡まる鹿。

 遠くから眺めれば可愛いが、間近で見るとそれほどでもない。眉間がゴルゴ13のようにゴツい。

 ノシャップ岬。宗谷岬ほどではないが、観光客と思われる自動車が数台停まっていた。




 稚内から出航したと思われるフェリー。行き先は礼文か利尻か。
 ここも観光客向けの土産物店が並んでいた。だが、白く霞んだガラス越しから見た店内は客が全くいそうにない。店員の方が多い店は入りたくないのでそのままバイクに乗った。

 この日の朝の天気予報で気がかりなことがあった。予定ルートの一部でにわか雨の予報が出ていた。その雨雲は1時間ほどで通り過ぎる予報だったので、雨に当たらなければいいなと思っていた。
 その途中で見かけた入道雲。恐らくあの真下は土砂降り。

 走っているうちにその雲は東に流れていったので何とか雨に濡れずにすんだ。


 2年前にも訪れた天塩の道の駅。丁度昼時に通りがかったのでここで昼食をとることにした。
 持病を考慮したら食べられるものはかなり狭まる。ものの数秒でかけうどんと決めて食券を買おうとしたら、先に券売機の前に立っていた道路パトロールカーの制服を着た男が何を食べようか迷っている。迷うのは券売機に立つ前にしておいてほしい。こういう鈍臭い人は知らず知らずに周囲をモヤッとさせている。仕事の相棒とみられる女もようやく決めてカツカレーがどうのこうのと言っていた。
 自分もかけうどんの食券を買い、食堂に渡したらほんの数分で呼ばれた。さすがに早い。特別美味くもなければ不味くもない。普通の冷凍うどん。自分よりも前に食券を渡していたパトロールカーのカツカレーは、かけうどんよりも大分後に呼ばれていた。


 食べ終わったあとにせっかくなので店内を見て回った。2年前に買おうか迷って結局買わなかった即席のしじみ汁と、アサヒ・マスカットサイダー。品名がマスカットなのに無果汁とのこと。こんなところで景品表示法の抜け穴を知ることになるとは思わなかった。天塩名物と銘打ってあったが苫小牧製造。アサヒはあの大手の飲料メーカーではなくて天塩町に本社を構えるアサヒ飲料という会社。何もかもちぐはぐだ。

 シャンメリーの味。
 店内を見て回ってこの品物を購入して店を出ようとしたところ、先ほどのパトロールカツカレーが食べ終わったのか再び遭遇した。今度は出入り口の自動ドアの真ん中に立ち止まって立ち話をしている。最後まで迷惑だった。


 ここも2年前に訪れていた遠別の道の駅。当時買ったお菓子がとても美味しかったのでつい立ち寄ってしまった。小さな町だが、菓子製品が多い。


 今回は最中とレモンケーキを購入。


 最中は小倉あんと白あん。中に餅が入っている。優しい味でとても美味しかった。


 レモンケーキもクセがなく、丁度良い甘さと少しの酸味が美味しい。どちらも家族に好評だった。遠別町はもっと地元のお菓子を広めてほしい。

 今回のバイクツーリングではとんでもない量の土産物を買ってしまった。多分2万くらいは飛んだと思う。始めたばかりの仕事のストレスだろうか。



 初山別のキャンプ場や道の駅、天文台、ホテルの近くにある豊岬金比羅神社。駐車場から少し歩いて、急な階段を下りた先にある。





 崖の洞穴に祠があり、賽銭箱もあった。
 日の入り時は鳥居の先に太陽が沈むそうで、良い景色になるらしい。夕日まで待っていたら帰宅時間が夜8時~9時頃になってしまう。翌日は仕事。
 キャンプ場から下りの階段は楽だったが、上りがキツい。途中に踊り場のようなスペースがあるが、休憩場所のようにも思える。そこから撮影した景色。


 ここからバイクに乗ってすぐの下り坂で、道路際から何かフラッシュのような光が自分の目を突き刺した。速度違反をしていない筈だが、不安になって引き返した。
 その光った所を注意深く見てみると、何てことない、ただのステンレスの小箱が太陽の光に反射しただけであった。本当に紛らわしい。

 帰り道は留萌から内陸に入り、無料の高速を少し走ったり国道を走ったりしているうちに真っ暗になった。国道は外灯があり安全なのだが、少し混んでいるらしく、グーグルのマップが別の道路に行けとしつこく指し示す。国道ではなく道道に入ると、道は狭くなり、バイク以外の灯りが皆無となる。怖い。
 実際にスムーズに走れることは走れたが、それは明るいときだけにしてほしい。暗いときは多少混雑していても国道が安全だ。
 それと、今回13年前から使っているリコーのデジカメCX6と4年前にケータイ乗り換え割引で新品1万円で買ったAQUOS sense4で撮影した写真を並べてみたが、正直どちらも違いが分からない。というか、やっぱりスマホの方が画質が良い気がする。やはり10年の技術の進歩だろうか。スマホはできるだけナビゲーション用に使いたいので、バイクを停めている間は充電をしておきたい。だから写真撮影にはデジカメが必要。ここまで古いともう買い替えた方が良いのだろうか。それとも単に自分が使いこなせていないだけか。

令和7(2025)/9/28(日) 「道の駅 ライスランドふかがわ」→「道の駅 オホーツク紋別」→紋別の回転寿司店→「道の駅 おこっぺ」→「道の駅 おうむ」→「道の駅 マリーンアイランド岡島」→「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」「道の駅 さるふつ公園」→猿払の旅館

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 9月から始めた仕事は先月よりは身体に合っていたようで、最初二日だけ血便が出た後は何事もなく続けられている。金銭的に余裕が出ることを見越して、休日に1泊2日のツーリング。


 道東に向かう途中、必ず通りかかる深川の道の駅。一昨年前に食べたウロコダンゴを思い出してトイレついでに立ち寄った。だがここは米どころ。米を使ったお菓子が沢山あって他のものに食指が動いた。



 笹の風味も味に加わって美味しい。消費期限が短く、すぐに餅が固くなってしまった。オーブントースターで温めたら柔らかくなった。


 紋別の道の駅。オホーツク流氷科学センターに併設というより、この施設を道の駅として登録しただけかと思う。大人450円を払えば生きているクリオネを見られるらしい。到着した時点で既に昼1時を回っていた。1時間早く出発していれば見ていたかもしれない。


 屋外には階段を上った先によく分からない鐘と撮影スポットがある。

 紋別のキャラクターの「紋太くん」最中。パッケージは素人がワードかエクセルで作って、家庭用のインクジェットプリンターで印刷したようなもの。しっかり白フチが残っているのが確たる証拠。だがこれで充分。中身が良いから外見がこれでも売れているんだろう。パッケージが豪華なのは信用ならん。


 あんこがびっしり詰まってずっしり重い。香ばしい最中の皮に、小豆の風味が強いあんこ。家族にも大変好評だった。やはりダサいパッケージのお菓子にして良かった。紋別に行ったらまた買おう。
 手作り感満載の栞のおまけ。現在、どこにあるのか分からない。

 この後は紋別唯一の回転寿司店へ。時間的に客は自分一人。回転寿司だがレーンが回っていない。食べたいものを口頭か注文票に書くスタイル。回っているものは誰も食べたがらないのだろう。自分は普通に食べるけど。
 寿司職人が年季の入ったおじさんなのは分かるが、受付やレジなどの係も同年代のおじさんだった。まさかここで高齢社会を目の当たりにするとは思わなかった。寿司自体は美味かったが、それなりに良い値段だった。


 興部の道の駅。廃駅の跡地に作られたそうで、記念館も併設されているらしい。店内は牛乳を使った製品や帆立などが多く並んでいる。要冷蔵はバイクで持ち運べない。コンビニ程度の余り広くない店内をうろついていると、定期的に店員が舞台俳優なみに「できたてのぉ・・・!!!!」と声を張り上げている。店内は他の客が出て行ったため、自分が的になったかのように弓矢のような声が集中して全身に突き刺さる。できたてのその場ですぐ食べられる何らかの物体を売っていたと思われるが、何も覚えていない。ただ、うるさくて居心地が悪かっただけしか。

 興部の牛乳を使ったバターケーキと、家族から「1000円以内の貝柱」と注文を受けたもの。高騰している帆立なのにそんなもんあるわけ無いと思っていたが、訳あり品があった。860円。


 フワッとしっとりのバターケーキ。発酵しているので少し酸味も有り。
 店内に入る前から気になっていた車両。使われなくなったディーゼル列車を改装して、休憩所や簡易宿泊所として使えるようにしてあるらしい。しかも無料。
 廃駅は敷地が広かったらしく、周囲は公園のようになっていて、数人の子供や親が遊んでいた。それと、「JW.org」と書かれた青色の立て看板と共に二人の老婆が立っていた。見るからに怪しいというか、田舎らしい光景というか。バイクに乗ろうと準備をしていたら、軽自動車の中に同じような老婆がもう二人待機していた。それと若い男性が一人いて、老婆に何か指示している様子だった。検索してみたら、「まぁそんなところだろう」という結果。ああいうのは寄生虫のようにどこにでも潜んでいる。


 雄武の道の駅。帆立と言えば猿払ばかりがおだてられている印象だが、猿払は外国(主に中国)への輸出のために存在しているだけで、国内にとっては雄武町が支えていると思っている。猿払が禁輸措置であえいでいる中、雄武町は一番安く帆立を売ってくれていた。道の駅内でも冷凍の帆立が売っており、不漁のせいで近所のスーパーが100g698円と高騰しているのに、ここでは300g1200円。割高な道の駅ですらこの値段。バイクじゃなければ買っていた。




 建物の上は展望室になっている。上から見下ろすほど高くもなければ、見下ろしても民家しかない。海もそれほど遠くまで見えない。
 貝柱2500円。


 船の形をした枝幸町の道の駅。昔札幌にあった、フェリーの形をしたビッグシップという建物を思い出した。外観は大きいが、売店スペースはそれほど広さを感じない。他の道の駅と比べれば充分広い方なのだが。恐らく半分はレストラン側になっているのだろう。しかも、帆立や毛ガニ以外に名産がないのか、白い恋人、ロイズ、チェルシー、じゃがポックルなど、北海道のどこの土産店でも売っていそうな菓子ばかりが陣取っている。冷凍の帆立を見てみたら、300g1800円。雄武を離れた途端に高くなる。

 外階段から上がって建物の甲板からの写真。

 ここは旧カントリーサインマグネットも売っているそうだが、そこだけすっぽり抜けている。会計の時に聞いたら「昨日まではあったんですけどね」とのことだった。ショック。これを手に入れるためにここまで来たのに。再度ここへ来るには片道5時間もかけなければならない。今度、利尻と礼文へ行く際に立ち寄ることにした。他に何も買う物がないのに。



 浜頓別。平屋で広い建物。道の駅というより町の交流館。休憩スペースや子供達の遊具があり、ワーキャー騒いでいた。売店は取りあえず手作りパンが並んでいるが、バイクで買うものでもない。他に色々見て回ったが妙なキャラクターグッズばかり。他に何があったか思い出そうとしても何も出てこない。
 浜頓別も枝幸も、何も買う物が無い方が店をくまなく見て回る必要があり、時間を取られる。

 ここから猿払の道の駅に向かって、開店時間に間に合うのかとうとう怪しくなってきた。Googleマップ兼カーナビは10分前に到着すると出ている。これはスムーズに行けばの話で、信号だったりスピードが落ちたりすると簡単に到着予定時刻が1分ずつ遅くなる。それに、この予想時刻はちゃんと速度規制も考慮されているのだろうか。どこもかしこも時速60kmで計算しているのではないだろうか。そんなことを考えながら走っていたら、こういう時に限って片側一車線、追い越し禁止の道路で遅い軽自動車にぶち当たる。速度標識がないのに40~50kmくらいしか出ていない。焦る。ちゃんと10分ごとに1分ずつ遅くなっている。
 ようやく着いて時計をみたら5分前。この日は道の駅売店が臨時休業だが、マグネットは隣接するホテルでも取り扱いされている。急いで売店を探し当てるとギリギリ間に合ったようだ。マグネットくださいと伝えたらレジの奥から出してきた。猿払ならではの帆立加工品や昆布など売っていたが、そんなものはどうでもいい。間に合った。



 ここはホテルだけではなく日帰り入浴もやっている。旅館の小さな風呂よりも良いだろうと入浴券を買おうとしたら1万円札しかない。券売機は千円札と何故か二千円札だけ対応。受付に一万円の両替を頼むと「扱ってないです」とのこと。それにしても、先程の売店といい、浴場の受付といい、まるで昔の役場の職員のように無愛想だ。ここで夕飯も食べようとしていたが何もかも諦めてさっさと旅館に行こうとブーツを履こうとしたところ、受付の人がやってきて、「ポケットマネーで両替しますよ。本当は1階のホテルのロビーでしてきてほしいんですけど」と言い、千円札10枚と交換してくれた。その時も無愛想だったが。入浴券を買って、その受付の人に再び礼を述べて渡すも、そこでも何も言わず僅かにピクリと動いただけだった。よく分からない。
 入浴後はホテルのレストランへ。ざるそばと、最初は食べるつもりは無かった帆立の刺身と、アップルジュース。生帆立2枚か3枚分くらいの量で1000円。美味しいが近所のスーパーで買う生帆立とあまり違いが分からない。それよりも帆立より安いざるそばの美味さに少し驚いた。あっさりというより、ちょっと蕎麦粉のぬめりがあり、コシが強め。でも食べづらいわけじゃなくて喉ごしが良い。初めてこんな蕎麦を食べたような感覚。
 夜7時を回った直後に旅館へ到着。女将さんが出て来て「来ないかと思った」といの一番に。前日の予約の電話でも「バイク乗ってそうな声だもんね」と意味がよく分からないがちょっと癇に障る言い方をしていた。でも、ガレージに停めさせてくれたり、お風呂湧いてるから入りな、など、「口は悪いが面倒見の良い人」っぽさも醸し出していた。この旅館はこの女将さんと、夫なのか従業員なのかわからない初老の男性の二人で切り盛りしているようだった。男性の方が言葉遣いが丁寧で、色々と説明する人だ。
 部屋に入ったあと、ふと頭をよぎった。免許を取ってバイクを買おうと色んな店を回っていたとき、某全国チェーン店に入った時の店長のことだ。その人も「口は悪いが面倒見の良い人」っぽさを感じた。だが、全国チェーンでそんな人は務まらない。店長会議で全国の店を束ねる重役も同席している中で、こういう態度でいられるわけがないからだ。だとすると「口は悪いが面倒見の良い人」は、個人経営のバイク屋のオヤジを演じているだけなのが予想できる。もしかしたらこの女将さんもバイク乗り相手の客商売として、あえてそれを演じているのかもしれない。人口の少ない村で旅館を経営し続けるには、そういうことも考えないといけないのだろうか。
 だが、よく考えてみると、自分だっていつでもどこでもどんな場面でも本心で話をできるわけではない。敬語だって好きで使わなければ演技となる。普段はオタク野郎なのに、バイクに乗るときだけいきがって社外マフラーで空ぶかしする奴らも演技なのだ。人は仕方なく演じて嘘をついている。やるならなるべく悟られずにやりたい。

令和7(2025)/9/15(月・祝) 「道の駅ふるびらたらこミュージアム」→古平の道の駅の洋菓子店→小樽と札幌の境界の蕎麦屋

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 お盆の時に手に入らなかったマグネットを買いに再訪。9月も半ばだというのに、真夏のように暑かった。日差しがジリジリ痛い。


 とりあえず撮影。キユーピーのたらこを思い浮かべる。

 今回は無事にマグネットを手に入れられた。それ以外に何か買おうと店内を回るも、全く手が伸びない。パッケージだけ地物っぽく見せて製造元は内地の会社とか。高いたらことか。
 前回気になっていた道の駅から歩いて2~3分ほどの菓子店へ。130年以上続く老舗らしい。チロリアン、とうきび、黒ごまの最中を購入。

 チロリアンは形こそ違えどパイ生地の中にあんこが入っており、ノースマンと同じだった。美味しかった。


 とうきびは、白あんの中に本物のとうきびの粒が入っている。風味は余り感じられなかった。お菓子としては美味しかった。


 オーソドックスな胡麻の最中。これも美味い。



 札幌に戻る途中の余市で男性の陰部のような岩を発見。寄り道して撮影。ローソク岩という観光名所にもなっているらしいが、自分にはどうしてもそそり立つチンポと玉袋にしか見えない。自分は多分悪くない。

 昼食は子供の頃たまに家族で寄っていた蕎麦屋へ。自分はここより美味しい蕎麦を未だに見つけたことがない。とても久しぶりに暖簾をくぐった。
 当時は夫婦二人で店を切り盛りしていて、女将さんは赤子をおんぶしながら小走りに蕎麦を運んでいた記憶がある。あれから何年経ったか忘れたが、今は調理場に二人、店員が4人ほどいた。扉が自動ドアになっていた。建物の壁は緑のままだった
 蕎麦が売り切れていたようで、50分ほど待つと言われたが受け容れた。大盛り蕎麦を注文。普通盛りでも量が多い店だが、今までの空白の時間を埋めるべく敢えて。しばらく待った後に運ばれた蕎麦は大盛りというより山盛りだった。通常の店の普通盛りの量まで食べた時点で胃の中は8合目まで到達していた。全て食べ終えた時点では山頂から少し浮いているようなほどキツかった。でも悔い無し。更科だから喉ごしが良く、更科なのに蕎麦の風味がしっかり。悔い無し。定期的に食べたいのだが、札幌の端から市街地を通ってまた端まで走らなければならないのが難点。

令和7(2025)/9/6(土) 北見のビジネスホテル→北見駅→「道の駅 かみしほろ」→新得の蕎麦屋

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~


 北見の土産を買おうと北見駅へ。駅前の駐車場は20分無料とのことだったのでバイクを停めて駅の土産物屋で買物をした。

 数年前にカーリングでブームになった赤いサイロというチーズケーキ、そしてぽん鱈。チーズケーキを買って封を開けたら小さなリーフレットが入ってあった。取扱店を見たらうちの近所にも売っていた。がっかりした。


 美味しいけど、わざわざこれを目指して買うほどのものでもなく。普通の美味しいチーズケーキ。
 昨夜の愛想の良い店員から一転、北見駅の土産物屋の店員は眠たそうでここだけ札幌を感じることができた。
 無料のうちにさっさと買って駐車場を出ようと精算機に駐車券を差し込むも、エラーが出る。何度やってもダメ。暑さ以上に冷や汗をかいて、管理者の電話番号に連絡したら5分くらいで来てくれた。曰くバイクはカメラが認識しないからエラーになるとのこと。それなら入場の時点でエラーを出してほしい。駐車券発行の機械に小さく「バイクは入れません」とテプラが貼ってあった。でも入れてしまった。
 道中の山道、反対車線にいたレーサーのようなロゴなどのデコレーションをした乗用車が自分が走っている目の前を躊躇無く無理矢理右折してきてぶつかりそうになる。右折してきた車の方向を見たら駐車スペースがあり、同じような派手な車が10台ほど停まっていた。その後も走り続けていたら次々と反対車線からやってくる。いわゆる痛車に分類されるようなこの車、調べてみたら街道レーサーと言うらしい。噛み砕いて言えばレーサーごっこをしている痛車以上に痛い大きいお友達だった。どんなツラをしているのか見てみようにもフロントガラスが暗くて分からない。やがて市街地に入り、まだその痛いお友達の車が点々と走っていてちょうど赤信号で停まっている件の運転手を見てみたら、豚みたいな顔をしていた。やはりただのオタクだった。市街地に入る前も、追い越しをするために反対車線の自分が走っている車線を自分が近づくまで逆走したり、遅い車の車間距離を詰めていたり、おもちゃのように自動車を扱っていた。単独事故を起こして車が炎上して豚の丸焼きになってしまえばいいのに。

 小便を我慢しきれず、途中足寄の道の駅に寄る。今回もやっぱり松山千春だった。ついでに何か買おうにもあまり欲しい物がない。ラワンブキの加工品でも買えばよかった。



 カントリーサインのデザインが変更になった上士幌、マグネットも新しくなったのかチェックしてみたら旧デザインのままだった。新しい方は70点くらいのどこにでもありそうなゆるキャラを使ったもので、南幌の新デザインも同じく、あのようなぱっと見可愛いだけのデザインばかりになると全く違いが分からなくなりそうだ。

 おしゃれな建物でやっぱりジャズが流れている。全体的に割高な土産物のなかで、手頃な甘納豆を発見。上士幌産の金時豆と蜂蜜を使用とのことだが、製造は帯広。

 蜂蜜のクセだろうか、ちょっと妙な味がした。豆自体は美味かった。もう一種類あったので、今度立ち寄った際はそっちを買いたい。



 昼過ぎ、新得が近かったので新得名物の蕎麦屋へ。行き当たりばったりで選んだのが悪かった。完全に観光客向け。店内は広く、客が並んでいる。蕎麦関連の売店もある。並んでいる客がいるからここでやめれば良かったものの、店を選んでいる間に初日と同じく食べそびれるのも困る。とりあえず大盛りの蕎麦を注文。かたい。コシがあると言えば聞こえはいいが、とにかくかたい。ゆで時間縮めたのではないかと勘ぐるほど。せっかく新得に来たのに失敗した。しかも食べている時に何故か指を怪我して血が止らない。食べ終わって会計してバイクに再び乗ろうとしてもまだ血が流れている。気に入っているグローブを汚したくないので、近くの新得駅前のスーパーに寄ってサビオを買う。駅前には何軒か蕎麦屋があった。こっちにすれば良かった。  写真は食べた蕎麦屋の駐車場から見えた蕎麦畑。そばロードと銘打っているとおり、ずっと蕎麦畑が続いていた。

 初めての2泊3日のツーリング。目の下にクマができていたが楽しかった。
 今回行けなかった根室の納沙布岬、釧路湿原など、行きたい箇所は沢山ある。

令和7(2025)/9/5(金) 釧路のビジネスホテル→「道の駅 厚岸 グルメパーク」→「道の駅 スワン44ねむろ」→「道の駅 おだいとう」→標津の蕎麦屋→「道の駅 知床·らうす」→「道の駅 うとろ・シリエトク」→北見のビジネスホテル

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 釧路は札幌に比べて格段に寒いと聞いていたが、そんなことは全く無かった。夜も暑くて余り寝付けず。
 朝食はいつもと同じく前日夜にセイコーマートで買った、納豆巻、胡瓜の酢の物、卵焼き、ヨーグルト。納豆巻が量が多く合計で800円ほど。買う量を少し考えたい。それにしてもセイコーマートは夜に行っても総菜が潤沢に揃ってあって助かる。スーパーでは売り切りの総菜ばかりで閉店前はスカスカ。
 釧路の土産を買おうと釧路駅に向かったがバイクを停められる場所が見つからず、仕方なく通り過ぎる。札幌もそうだが、都市部はこういう細かい融通が利かないから困る。







 厚岸の道の駅に向かう途中、馬牧場が点在している。日高や新冠以外でも盛んらしい。




www.youtube.com
 厚岸の道の駅は北海道ローカルでテレビコマーシャルも放映されている。某全国チェーンのビジネスホテルからパクったものインスピレーションを受けたものだとすぐ分かる。大元がそもそも安っぽいから更に輪をかけて激安を通り越して笑える。妙な外人に目が行って15年連続No.1の文字が霞む。

 ここも眺望が良い。

 牡蠣の佃煮と牡蠣の形をした最中。白玉入り。牡蠣エキスも入っているらしい。何だかの賞をもらったとか何とかとでかでかと載っけているのが気に入らないがもの凄く美味かった。もっと買えばよかった。毎回帰宅時には完全に崩壊している最中だが、今回はひび割れで済んだ。サイドバッグに入れていたお陰だろうか。



 根室の道の駅。蟹などの海鮮はテナントの別店舗にあった。店員が客が入ってくるのをジッと見つめてきて非常に入りにくい。道の駅から大きな海が見えていたので太平洋かと思ったら風蓮湖だった。様々な野鳥を観ることができたことを帰宅してからウェブサイトで知る。今回は時間の都合で納沙布岬に行けなかったから、今度ゆっくり観てみたい。


 オランダせんべいという名前だが、ほぼワッフル。そこそこ大きくて4枚入って320円。ビニル越しからも甘い匂いが伝わってくる。隣に苺やらチョコやら味がついたものも並んでいた。せんべいという名前のとおり、少し固めで噛んでいると顎が疲れてきた。開封すると日に日に固くなっていき、後日もう一枚食べようとしたタイミングではガチガチで、そのままではとても無理だった。そこで少し水で湿らせてオーブントースターで温めたら丁度良い柔らかさになった。一枚目よりも美味しかった。



 別海の道の駅。ここの展望台から国後島が見えるらしい。

 無料の望遠鏡やディスプレイつきのも設置してあった。意外と肉眼でもハッキリと見えるんだ、と思っていたら、ちょうど居合わせた外人とここに詳しそうな日本人が、そこは野付半島でその先に国後島があるんだけど今日はちょっと見えないね、と言っていた。お陰様で勘違いせずにすんだ。


 ロシアという国家のようなクソに卑怯な手を使って侵略されている北方領土に対する叫び。(Объект, выражающий крик по поводу северных территорий, захваченных подлыми методами дерьма, называющего себя государством Россия.)銅像もあったらしいが見逃す。その近くに居座るほのぼのとした牛の対極撮影スポット。

 物販や軽食スペースはあるが、メインは(ロシアという国家のようなクソに卑怯な手を使って侵略されている)北方領土の展望と展示がメインのようだった。


 チーズパンまんじゅう。小ぶりの割に脂質が多いのはあんこの中のチーズ。和なのか洋なのかよくわからない。クリームチーズはクセが無いので風味があまりなかった。プロセスチーズでもよかったのではないか。生地やあんこは美味かった。

 昼は途中の標津の蕎麦屋。昨夜は寿司を食ったのにまた奮発して鮭いくらのちらし蕎麦。更科で美味かった。ただ、具材の風味が強かったので、シンプルに盛りそばで良かったかもしれない。

 蕎麦屋の隣にお菓子屋があり、以前ふるさと納税の返礼品で気に入った標津羊羹が売られているとのことで入店。羊羹とくるみゆべしを購入。

 とろけそうな柔らかさと胡桃の香ばしさが美味しかった。


 羅臼の道の駅。入口は狭そうに見えるが横に長く、わりと物販が充実していた。ただ、羅臼昆布やその他海鮮物はバイクで持ち運べないし、お菓子は外面だけ知床を象っただけで中身は道外の工場で製造されていたりと、購入する意味がなかった。

 マグネット類は同建物内の観光案内所で販売されていた。






 道の駅の道路を挟んで向かいの港から知床観光船が出航している。観光船にしてはデカいなと思いつつカメラに納め、現在調べてみたらにっぽん丸というクルーズ船だった。また、別海では見られなかった国後島がここからはハッキリと見ることができた。あのハゲはいつ返還してくれるのやら。Интересно, когда же тот лысый вернёт территории?








 夏場だけ開通している国道334号知床横断道路の山頂から。ガスや雲が下りたせいで見晴らしは良くなかったが、これはこれで良い雰囲気だった。知床は羆がいて当り前。ビクビクしながら27kmを走行してもエゾシカ2頭だけだった。鹿なんか札幌にもおるわ。羆もたまに出るけど。ちょっと見たかった。峠道で時折見かける「Don't approach! Don't feed!」の看板が馬鹿馬鹿しかった。そんなに餌をやりたかったら自分を差し出せばいいのに。


 これまた薄ら笑いを浮かべるほど洒落た斜里(ウトロ)の道の駅。外人が多い。やっぱりジャズが流れている。物販は多いがこちらも知床の名前を扱っただけの製造場所が分からないものばかり。

 カントリーサインマグネットは昨年別の道の駅で手に入れていた。ようやく探し当てたウトロ製造のはまなすジャム。小瓶なのに800円もした。


 去年すっかり忘れて通り過ぎた天に続く道からの撮影。ただ、太陽光からの逆光のせいで道が暗く、本来見える道路も消えてしまった。撮影するなら午前中の方が良い。去年なら撮影できていた。
 この後宿泊する北見に向かうためこの一本道をひたすら走ったが、別に天に向かう訳でも無くただただダラダラと長いだけの道のりだった。

 ちなみにこちらは安いスマホで撮影した方。13年前に5万で買ったデジカメよりも5年前に1万で買ったスマホのカメラの方が画質が良い気がする。やはり技術の進化なのか。



 斜里から北見へ向かう途中で見かけた丹頂のつがい。

 2時間ほどかけて北見へ。本当は美幌で泊まりたかったがこちらも満室。都市部が近くにあって助かった。ホテル周辺は歓楽街で居酒屋やお姉ちゃんの店が沢山。居酒屋は満席で断られ3軒目でようやく座れる。愛想は良かったが店主が合間にスマホをいじっていた。その手で刺身などを調理するのかと思うとちょっと嫌だった。生のサンマや帆立は美味かったが。それにしても居酒屋は高い。できれば行きたくない。
 普段札幌に住んでいて違和感を抱いたのが、店員がやけに愛想が良い。テーマパークのスタッフ並。怖く感じるくらい。

令和7(2025)/9/4(木) 「道の駅 ステラ★ほんべつ」→「道の駅 阿寒丹頂の里」→「道の駅 しらぬか恋問」→釧路のビジネスホテル

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 7月の末にアルバイトのような形で雇われたゲームデバッガーは、オタクの集団の気持ち悪さと、複雑かつゴミ屋敷のようなサーバーの中からどう探せばいいのか検討もつかない仕様把握に耐えきれず、血便が出て、8月末に辞める。その途中でやっと見つけた仕事が9月頃に始まるので、その前にひとっ走り行ってきた。本当はオホーツク側から稚内→日本海側から南下という1泊2日のルートを考えていたが、久しぶりに3日連続雨の心配無しとの予報で知床に変更した。

 日勝峠を下って清水町の市街地を通り過ぎた先にある美蔓パノラマパーク。駐車場や東屋やこのような看板があって撮影スポットのようになっているが、正直、日勝峠山頂の展望台からの方が景色は素晴らしい。休憩にはちょうどよかった。


 本別町の道の駅は一昨年訪れてマグネットも買ったが、少し折り曲げて買い直し。ついでに美味しそうだった洋菓子と名産の豆を使った甘納豆を購入。ここに来るまでの道路沿いの畑にも大豆が沢山植えられていた。


 ずっしりと重みのある洋菓子。キャラメルコーティングされてあって、歯にねっちょりくっつく。香ばしくて美味かった。

 色んな豆が混ざってある割に値段は安くない。その上余り風味が無かった。残念。
 この時点で午後1時近かったので近辺の蕎麦屋を探すが、唯一の店舗はすでに店じまいか定休日か。その他は喫茶店か洋食屋かカレー屋かラーメン屋だけ。無理。
 この後は無料の高速道路に乗るから飲食店は下りた先の阿寒まで無し。



 隈研吾よろしく剥き出しの木の柱や壁の耐用年数が心配なデザイン。看板横の丹頂のオブジェは、春雨のような謎の素材でできている。阿寒の道の駅に着いた時点で2時を回っている。ただ、バイクに乗っていると運転に集中するためか余り空腹を感じない。ここでは温泉、宿泊、レストランなどがある。レストランのラストオーダーは過ぎていた。そもそもここも肉料理ばかりでどっちにしろダメ。バイクから降りた途端に強烈な空腹が襲ってきた。

 阿寒と言えばまりも羊羹しか思い浮かばないし、大好物。それと初めて見たまりものゼリー。セットになって売っていた。腹が減った。

 まりも羊羹。子供の頃から食べ慣れた味。上手い。
 こっちも同じメーカーから出ている阿寒シンプイというまりものゼリー。青リンゴ味。味を楽しむというより、見た目を楽しむ感じ。普通の美味さ。

 この地域の飲食店も肉か洋食かラーメンばかり。和食が何も無い。背に腹はかえられず、セイコーマートでおにぎりとパンを購入。おこぼれを狙うカラスがうるさい。



 白糠の道の駅。今年の4月29日リニューアルオープン! したらしい。こちらも何故か何も塗装されていない木材を使用されている。新しいうちはいいが、何も塗装されていない木材はすぐに腐食する。

 恋問海岸とのことで、名前にちなんでとりあえず作られた撮影スポット。

 道の駅売上TOP10にも入っていないお菓子を購入。TOP10に入っているのはパッケージや見た目が垢抜けていたり可愛かったりだけのものばかりで食指が動かない。


 鍛高譚(たんたかたん)という現在進行形でふざけているような名前のしそ焼酎をクリームチーズに仕込んだどら焼き。タンタカはアイヌ語でカレイの意味らしい。なるほど焼き印はカレイなのか。しその風味が美味い。やっぱりこっちにして良かった。それにしても、こういうちょっと洒落た建物の道の駅は何故か必ずジャズが流れている。

 道中に寄った道の駅は3カ所だけだったので、釧路のビジネスホテルには午後4時半頃に到着できた。本当は厚岸の安宿に泊まりたかったが満室。都市部だとこういうとき助かる。チェックインを済ませた後は近所の銭湯に行き、その足で回転寿司なごやか亭へ。うちの近所にもあるが、本丸が釧路であり、そのお膝元はどうなのか気になっていた。しかし、内容は札幌と変わらず。さんまの寿司は一部売り切れ。がっかり。昼が粗末な物で済ましたこともあり、空腹と疲労だけの頭に任せて手当たり次第注文したら会計が4683円だった。他の寿司屋にしておけばよかった。
 疲れた頭では釧路=さんま以外に思い出せなく、帰宅後にいわしのほっかぶり寿司を思い出す。

令和7(2025)/8/16(土) 墓参り→「清寿司 支店」→「道の駅いわない」→「道の駅ふるびらたらこミュージアム」

墓参りのついでに ~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 仕事が決まらないとバイクに乗ろうとも思わず、春から所用以外にバイクを使わず。
 ここ最近ようやくぼちぼち仕事を始めたのと、墓参り先や親戚の方面に最近できた古平の道の駅がわりと近くにあるので、バイクで行ってみた。
 午前中に墓参りと親戚の挨拶をし、昼は一昨年行った岩内の寿司屋へ。ちょうどお盆だったので店内は大忙し。今回は本店に行ってみたかったが、予約のみで満席。いつものことだが飲食店で出された料理は撮影しない。特に今回は寿司であるので、握った直後から鮮度は落ちる。わざわざ写真なんかのために鮮度を落とすのは非常に勿体ない。大忙しながらも丁寧で新鮮なネタの寿司を美味しいとしか感想が出ないほど夢中で貪った。
 岩内の道の駅前は櫓が建ってあって、出店が並び、お祭りムード。この時点ですでに2時を回っていて帰りが遅くなるのでさっさとバイクに乗って古平を目指した。




 古平の道の駅はできたばかりで頻りに自動車の出入りがあり、数名の警備員が誘導していた。
 店内に入ってみたら、とりあえずたらこのピンクだらけ。ここまでピンクなのは他に林家ペーパーくらいだ。石原良純でさえここまでピンクではない。土産物はたらこ以外にこれといった物がない。新千歳空港や札幌駅にありそうなごく普通の土産物。たらこの珍味があったがあまり美味しくなさそう。道の駅の名前を冠したたらこも近所のスーパーで見たことがあるようなもの。しかも夏のバイクで生ものは持ち運べない。イートインコーナーには常に20名ほどが列をなしていた。何を目当てにしていたのかさっぱり分からず。
 極めつけはカントリーサインマグネットの品切れ。できたばかりだし当たり前か、と半ば予想していたが。発注しているけど納品未定とのこと。1年くらい経って落ち着けば在庫は安定するだろう。
 ちなみに、たらこのピンクは食紅で着色しているだけで、本来の色は暗めのベージュに近い。
 トイレと道プレを買っただけ。たらこのキャラクターグッズは高いし実用的な物以外は1週間後のゴミ。
 道の駅の近くに130年以上の歴史があるお菓子屋さんがあるので、マグネットを買いに再訪した際に立ち寄りたい。
 帰宅の道のりは疲労の上に札幌に入ると瞬く間につまらなくなる。しかも274号線に入ったとき、間違って高速の入口に侵入してしまい、余計なダラ銭を払ってしまった。あの案内標識と高速入口案内の角度には悪意しか感じられない。