インドア派ライダーのソロツーリング

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクソロツーの記録

令和8(2026)/8/3(月) 浦臼町ぼたん亭→北竜町ひまわりの里→道の駅 サンフラワー北竜

実際に走ったルートhttps://maps.app.goo.gl/Mhk1YiCfVVSAwWUE8

快晴だったから通院終わりの昼過ぎに


 数時間かかった病院の後だから疲れているはずなのに、快晴の日に北竜町のひまわり畑を見たかった。

ぼたん亭 浦臼町


 浦臼町の道の駅つるぬま内にある。
 幻の品種と言われているらしい牡丹そば。もりそば(700円)に大盛りオプション(250円)。
 蕎麦の風味強い。少しもちもちしている。かなり美味しかった。ちなみに+50円でざるそばにできた。海苔は好きだが、蕎麦の風味が海苔で殺されて余り好きではない。

北竜町ひまわりの里

 到着は3時過ぎ。すでに西日。






 ひまわりは太陽の方を向くと聞いていたが、東を向いたまま背を向けていた。逆光で花が暗い。
 ネットで調べてみた。成長期であるつぼみの状態だと太陽を向くが、開花すると成熟期で茎が硬くなって柔軟に動けなくなるらしい。なーんだ。
 月曜日だが外人などの観光客がそこそこいる。それにしても西日が暑い。アブラゼミとツクツクボウシが鳴いている。バイク駐輪場からひまわり畑まで歩いて10分。到着時はすでにつらくてさっさと写真を撮って帰りたくなった。2時間かけて滞在10分。地方都市の大病院の待ち時間と診察の関係だ。駐車料金を払うためにフードコートのような観光センターを立ち寄ったが、とくに北竜町とかひまわりとかなどとは無関係な焼きそばやフランクフルトあげいもなどが売られていた。物販は普通の洋菓子やひまわりの種の油、手作り雑貨など。まったく欲しい物がなかった。

道の駅 サンフラワー北竜



 何も買わないのも味気ないので、近くの道の駅へ。何年かぶりの再訪。当時買ったひまわりの種のゆべしは無かった。



 ひまわりの種が入ったクッキー(950円滝川市花月堂製造)と南部煎餅(220円苫小牧市協和製菓製造)を購入。どちらも美味い。家族にも大変好評だった。ただしちょっと高め。

 ひまわりは午前中が良い。近いうちに再度行きたい。

令和8(2026)/6/29(月) ビジネスホテル きたぐに→立待岬→トラピスチヌ修道院→トラピスト修道院→大沼国定公園→森町 太田屋→道の駅 とようら→帰宅

実際に走ったルートhttps://maps.app.goo.gl/1eNG7TdGaYZLpcWK6

 朝はセイコーマートの野菜卵焼き、納豆巻、ヨーグルト。納豆巻は多くて失敗した。
 チェックアウトで鍵を返却するときはあの少年はいなかった。月曜日なのでおそらく学校だろうか。午前8時、予定通り出発。できればもう1時間早く出たかったが。

立待岬 函館市











 イカ





 はまなすは既に実が付いている。

 若い頃函館で10年ほど働いていた母曰く「自殺の名所」。
 この先端がそう匂わせる。

厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院 函館市

 普通の有料駐車場に停めようとしたらゲートのセンサーが働かない。近くの係員だかの人が、バイクはこっちと教えてくれた。


 公園の一角。A4コピー並の大きさの貼り紙では見つけるのは困難。









 本来は観光すべき場所ではないから「お静かに」と掲示されている。しかし、売店やお布施の箱が設置しているあたり、背に腹はかえられないのだろう。


 売店での購入品。修道女の方々のお手製。マダレナ(8個入1450円)とクッキー(5枚入510円)。小麦粉、バター、砂糖、卵のみで余計な物は一切入っていない。シンプルイズベスト。自分にとっての最高級品。

 マダレナは開封してから2~3日経過したせいか少しパサパサしていた。すぐ食べた家族はしっとりして美味しかったとのこと。失敗した。


 クッキーはしっとり。何も足さない、引かない、必要なものだけ。美味い。
 ずっと前に会社の人からここのお土産でもらったコーヒー飴が大変美味しかったが、10年前にはもう製造していなかった。今回も淡い期待を抱いていたが、やはりなかった。

厳律シトー会 燈台の聖母大修道院(トラピスト修道院) 北斗市旧上磯町


 帰りが遅くなりそうだったので、少しでも早く着くために無料の高速道路を趣味の乗り物のバイクで突っ走って煩悩全開で修道院へ乗り込む。




 煩悩まみれでも無欲でも関係者以外はここまで。ルルドの洞窟もあるが、徒歩で片道30分。諦めた。


 トラピストクッキー(12袋入840円)、バター飴ミックス(637円)、ガレット(3枚入460円)を購入。ガレットは兵庫県西宮で作られたもの。持病がなかったらソフトクリームも食べたかった。

 見た目は普通のクッキーなんだけど、独特のサクサク感とうま味がある。他の市販品や洋菓子屋では味わえない。何だろう。

 ガレットはバターたっぷりこってりしっとり。美味い。

大沼国定公園 七飯町

 いつも特急北斗の車窓から眺めるだけだった大沼と小沼。初めて足を踏み入れた。

 再び駒ヶ岳をバックに。





 意外と大沼大きかった。小島をつなぐ橋がかかっている。30分くらいでは足りない。今度は紅葉がきれいな今年最後のツーリングで2時間くらいかけて回りたい。



 特急の車内販売がなくなり、買いにくくなった沼の家(ぬまのや)の大沼だんご。あんこと沼の家限定のごまあん2タイプを購入(大サイズ各650円)。一口サイズの団子があんこと醤油あんの中で浮いている。久しぶりに食った。もちもちもちもちもちもち美味かった。
 岩手の小学校から修学旅行生が来ていた。小学校の修学旅行で新幹線で青函トンネルを抜けるのは豪華。札幌の自分は洞爺湖と登別地獄谷だった。中学校でようやく津軽海峡を越えて青森・秋田だった。
 大沼は観光客だらけ。食堂はあるが、入る気がしなかった。次の市街地で探すことにした。

太田屋 森町



 たまたま引っかかったルート沿い近くの蕎麦屋。2年前のツーリングでも偶然立ち寄っていた。
 メニューに納豆蕎麦を見かけるも、朝さんざん納豆巻を食ったからとろろ蕎麦でいいかな、と決めて「納豆蕎麦ください」と注文していた。相当疲れている。すでに麺汁がぶっかけているスタイルだった。注文は失敗したが美味かった。

道の駅 とようら



 小便がしたくなり立ち寄った。小便ついでに地元のあんぱん(140円)、あんぽてとの姉妹品ココナッツとレモン(各200円)を購入。豊浦は苺と帆立。それ以外は洞爺湖全頼り。あんぱんはトースターで温めたら皮パリパリ、中しっとり。こしあん。






 あんぽてとは美味かったが、姉妹品はいまいち。レモン、ココナッツは合わない。

留寿都の高校生

 留寿都の市街地を通っていたら、おそらく高校生と見られる少年数人がこっちを見て手を振っていた。先日の千歳の小学生を思い出すも、勘違いしていたら小っ恥ずかしいからすれ違いざまにさりげなく手を振った。サイドミラー越しに男子高校生を見たらこっちを振り返って明るい表情をしていたので多分大丈夫だったと思う。バイクのヤエーはうざいが、通行人からのアクションは少し嬉しい。

 その後、中山峠で1件、家の近所で1件の単独事故を見かける。近所の住宅街はどういう状況かわからないが、片側一車線の中山峠でどうやって事故を起こすんだ。

令和8(2026)/6/28(日) 洞爺湖サイロ展望台→ドライブハウス金太郎→噴火湾パノラマパーク→道の駅 なないろ·ななえ→きじひき高原 パノラマ展望台→ビジネスホテル きたぐに→寿司海鮮処函太郎 五稜郭公園店

実際に走ったルートhttps://maps.app.goo.gl/FasmFPV6q9KUi6AD8

いつもの幸先悪いツーリング

 本当は道東からオホーツク海側に行って、上士幌、遠軽、枝幸のカントリーサインマグネットを手に入れたかったが、雨天予報で晴れの道南へ変更。しかし、午前8時に雨が降ってきた。宿の予約は入れていない。出発する直前までツーリングに出かけるか迷って9時前にネットで宿の予約を入れて出発。
 道中は留寿都あたりでごくわずかにパラッと雨が降っただけで、他は大丈夫だった。

洞爺湖 サイロ展望台






 洞爺湖の湖畔に行けばどこでも良い眺めで洞爺湖を見られると思っていたが、ここがバイクで一番気軽に立ち寄れる洞爺湖の眺望スポット。外人の観光客もちらほら来ていた。
 サイロは観光用に作られた偽物。北海道に住んでいたら誰でも本物を知っている。うちの近所にも未だにあるし、牧場もあった。



 以前テレビコマーシャルで小日向文世が宣伝して気になっていた、わかさいも本舗のあんぽてと6個入り(1200円)。それと何故か要冷蔵のどら焼き(300円)。昼食後のデザート用に購入。


 "わかさいも"はさつまいもを使わずにそれを模したお菓子。あんぽてとは本物のさつまいもを使用。こっちはこっちで美味い。でもわかさいもの方が好み。

 この後近くの金比羅火口展望台に行こうと麓の無料駐車場まで行ったが、そこから先へ自動車で行くには1000円を支払う必要があるとのことで、バイクでも行って良いのか料金所で聞こうとしたが誰もいない。足で登るにはそこそこの時間が必要。諦めた。

ドライブハウス金太郎 八雲町


 洞爺湖からしばらく走って長万部あたりで腹が減ってきた。かにめしは先月の墓参りで食ったからそんな気分になれず、秋冬ジャケットが暑いから蕎麦以外に考えられずそのまま八雲へ。たしか2時くらいだったか、ドライブインっぽい食堂を見つけて早く出来上がりそうなざる蕎麦を注文。だが30分くらい待たされる。人気店なのかこの時間でも店内は満席。先にお膳が運ばれてくるのを待っている客もちらほら。周囲で食べているのをチラッと見てみたら、盛りつけがかなり豪華。多分それで時間がかかって待たされていると思われる。ざる蕎麦は普通の美味しさだった。

噴火湾パノラマパーク 八雲町




 なんか見たことのある景色だと眺めていたら、10年以上前に墓参りで高速バスに乗った際、トイレ休憩のために停まったパーキングエリアだった。高速でも一般道でも立ち寄れる。

 べこもなかと厚焼煎餅。八雲は道の駅がなく丘の駅で土産。でもそれなりに名産品がある。


 もなかは不味くはないけど、甘みが少し足りない。


 厚め、しっとり、香ばしい。
 ここで先ほどのどら焼きを食べる。キャラメルクリームが入っているから要冷蔵。美味いが300円も出して食うほどでもない。サイドケースのチャックを少し開けて空気を取り入れながら走っていたが、それでも太陽光の熱で中身がドロドロに溶けていた。

道の駅 なないろ·ななえ


 いつ行っても混んでいる。いつ行っても穏やかなジャズが流れている。



 この間の墓参りで小さなサイズしか買えなかったあかまつせんべい(L12枚入り1240円)、きびだんご(5本291円)と毎回買っている姉妹品、黒胡麻餅、はちみつりんご餅、北海道ミルク餅(各151円)を購入。七飯はりんごが名産だが、りんごのお菓子は少ない。探して手に取るも内地の加工品とか。

 ずっと前からこのお菓子を知っていて時々買っていた。香ばしい。

 黒胡麻餅。香ばしい。こっちのきびだんごは近所のスーパーで売ってる谷田製菓より小さめ。

きじひき高原 パノラマ展望台 北斗市旧大野町





 駒ヶ岳。
 手前小沼、奥に大沼。





 駒ヶ岳。

 函館山より高い位置なので、少し山頂を見下ろすような角度から見られる。


 北斗、七飯、函館市街。大きく弧を描いているのは多分新函館北斗駅からの新幹線。
 売店は10時30分から14時30分までしかやってなく、当然閉まっていた。でも建物の中は入ることができて、椅子やテーブル、自動販売機が設置してあった。

寿司海鮮処函太郎 五稜郭公園店



 ビジネスホテルから数分バイクを走らせて、五稜郭公園の近くにある旬花という回転寿司屋に向かったが、非常に混んでいて断念。その近くの函太郎は空いていてすぐに席に着くことができた。オススメが寿司で一番好きなネタ、ソイとのことでいの一番に注文。ネタは大きく、コリコリで大変美味しかった。他の寿司も新鮮、ネタも大きく食べ応えがあった。かなり満腹になるまで食べたつもりだったが、会計が11皿で3510円。安い方だと思う。回転寿司の中で1,2番くらい気に入った。

 ビジネスホテルでは、中高生くらいと見られるまだあどけない顔立ちの少年が受け付けをしていた。アルバイトというよりは、経営している人の息子さんがお手伝いしているようにも思える。たどたどしいが健気さが凄く伝わるほど頑張っていて、入浴後にドライヤーを貸してもらおうと声をかけたら、他の仕事中にも関わらずすぐに駆けつけてくれた。身の程をわきまえずチップをあげたくなったがタイミングを逃す。次回の道南ツーリングでもここに泊まって今度こそ渡したい。

令和8(2026)/6/21(日) 支笏湖→道と川の駅 花ロードえにわ

実際に走ったルートhttps://maps.app.goo.gl/uMhVUPdL7basGvYPA

 4月の襟裳岬以降、天気が悪かったり仕事で時間の融通が利かなかったり(土日祝は少人数のスタッフで回している)で全くバイクに乗れず、フラストレーションが溜まって溜まってこの日の半日の仕事が終わって昼食後の2時頃からバイクを走らせた。

支笏湖



 1時間くらいで到着とツーリングにしては近いので今まで通過するだけだった。小学校の遠足以来。近いと大して有り難みもないという先入観だったが、感嘆の声が漏れるくらいきれいだった。ここの湖畔、ポロピナイ園地は駐車場が整備されて、食堂もやっている。チップ(ヒメマス)の刺身定食などが美味しそうだった。
 しばらく眺めていたかったのに、タバコの煙を撒き散らしている他のライダーが大声で「ナャ゛ハハハ」とやたらと下品な笑い方をして、臭いうえに気持ち悪い声を聞くのが嫌でさっさと退散。予め少し調べていた他のスポットへ。

 自動車を数台停められる程度のちょっとした駐車帯なのだが、眺めが良く、撮影にも向いている。うるさいライダーがいないし、さっきの湖畔より長く滞在していた。
 そこから恵庭方面へ走らせていると、支笏湖温泉街に差し掛かる。ここも眺望を期待できそうだが、さすがに観光客が多く、ゆっくり観ることができなさそうで通り過ぎた。

千歳の男子小学生

 途中、千歳の市街地に入る。千歳市は少子化の時代に逆行するかのように子供がやたらと多く、新しい小学校が開校されるほど。市街地を走っていると、進行方向先に信号待ちをしている4~5人の男子小学生が手を振っている。反対側に友達でもいるのかと近づいていくと、どうやら自分の方に顔を向けている。試しに手を上げてみるや否や、「キャー!」という歓声なのか奇声なのか悲鳴なのか声変わり前の甲高い声を叫んでいた。いずれにしろ自分に対して手を振ってくれていたのは間違いなさそうだ。だが、その声がどういう意図だったのか未だに判明しないが、リアクションをしてくれるのはちょっと心地よかった。ヘルメットの中身はただのもっさりとしたオタク野郎なんだが。

道と川の駅 花ロードえにわ


 ずっと前に訪れたことがある恵庭の道の駅。小便をしたくなって立ち寄った。小便ついでになにか美味しそうなものがないか店内を見回すも、持病の関係で食べられそうに無い油っ気の多い洋食メニューの食堂、焼きたてパンなどのコーナーや、どこにでもありそうな白い恋人、ロイズ、六花亭のお菓子や、恵庭に関係の無い食べ物が沢山ならんでいる。少しだけ恵庭に関連した商品、恵庭の南瓜をつかった「えにどら」というどら焼きはバタークリーム多めで持病に良くない。即席カレーもしかり。恵庭に工場があるという月寒あんぱんは近所のスーパーで見かける。石鹸はやたらと高い。恵庭には恵庭のものがあまりない。



 何周年だかで通常の2割引で売っていた、恵庭の餅米を使ったとか何とかの大福。これもどこで作っているのか不明。普通の豆大福と、南瓜大福。南瓜大福は塩っ気やや強め。甘い物を食べたくて買ったのに。



 それと、雪たん飴という、あんこが入った飴。こちらは小樽製造。固めのキャラメルのような食感。うっすらとあんこの味が良い。
 屋外を見回せば花が沢山植えられていたらしい。一生花より団子の自分にはあまり興味がわかない。

 3~4時間程度のツーリングだったが、気晴らしに丁度よかった。

北海道道の駅登録市町村とカントリーサインマグネット販売市町村一覧(令和8年8月20日時点)

 道の駅には必ずカントリーサインマグネットが売られている。独自調査により漏れがある可能性高。
 この間訪れたえりも町は、襟裳岬のえりも岬観光センターで売られているらしいが、日の出と日の入り時には営業していないため(そりゃそーだ)、入手できず。

販売店舗・施設

  • 礼文町 中島商店
  • 利尻町 神居海岸パーク
  • 利尻富士町 鴛泊港フェリーターミナル「海の駅おしどまり」
  • 鷹栖町 鷹栖町物産館「たかま~る」
  • 東神楽町 東神楽町観光協会、他 2026年6月18日販売開始限定300枚(既に売り切れの可能性)
  • 標津町 根室中標津空港(ハードタイプアクリルケース入) または 南知床標津町観光協会のアンケート回答者先着50名(2026年7月17日まで)
  • 中標津町 根室中標津空港(ハードタイプアクリルケース入)
  • 登別市 有限会社貴泉堂(ハードタイプアクリルケース入)
  • 倶知安町 まちの駅ぷらっと
  • 北斗市 ほっとマルシェおがーる
  • えりも町 えりも岬観光センター(ハードタイプアクリルケース入)
 アクリルケース入りタイプは無理して買わなくてもいいかな。
 今度は道の駅がない市町村に行くツーリングも計画したい。

令和8(2026)/4/26(日) えりも町の旅館→襟裳岬の日の出→日高耶馬渓→エンルム岬→うらかわオバケ桜→優駿さくらロード→「道の駅 みついし」→三石の食堂→二十間道路桜並木→帰宅

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

実際に走ったルートhttps://maps.app.goo.gl/eMEEYjjLUnnEXipi8

 昨日の夕日を十分堪能したから朝日はいいかなと思いつつ、スマホの目覚ましを3時半にセットして寝る。4月26日の日の出時刻は4時29分。
 結局、目覚ましの音より早く目覚めた。目覚めたものの、4時間くらいしか寝ておらず当然眠くて行くかどうしようかボーッとした頭で考えて後悔先に立たずという諺が横切ってジャケットに着替える。多分、息は白かっただろうか。そんなことも意識できずセルスイッチをかけた。
 ボーッとしていても道を間違えるという昨夕の同じ過ちを繰り返さない程度には寒さで目が覚めていた。余裕をもって到着。新聞屋か豆腐屋か夜勤しか起きていないような時間だが、駐車場には数台の車がとまっている。天才バカボンの歌の反対を意識して東の方を向くと、すでに空は赤くなりかけていた。























 この朝日を見ていたら、年のせいなのか、年甲斐も無いのか、感動したのか、何なのか不明だが、ちょっと喉の奥から涙がこみ上げてくるような感覚が湧き起こった。
 昨日も今日も快晴。来てよかった。

 朝日の角度が増していく度に目が眩んできたので、少し寒さに震えながらバイクのエンジンをかけた。
 旅館から襟裳岬に向かう途中、鹿の群れが草を食っていたのを横目にしていた。同じ道をたどっていたら、まだ食っていた。













 遠くから見れば絵画。近くで見ればただの食肉。

 旅館へ戻って一眠りしようとしたが、寒さと朝日の景色が目に焼き付いて一睡もできなかった。セイコーマートで買っておいた朝食のあと、着替えてチェックアウトしようと旅館の主人を呼んだ。鍵を返してさっさと出発したかったものの、喫煙しなかったことで好感度が増したのか、根っからの話好きなのか分からないがなかなか話が終わらない。えりも町付近のバイクツーリング情報などを教えてもらって15分後、やっとバイクにまたがることができた。ちなみに、襟裳岬はよく霧が出るらしく、両日ともに晴れ渡った太陽を見ることができたのはラッキーとのこと。

 様似町の日高耶馬渓。大昔にユーラシアプレートと北米プレートがぶつかっていた境界の名残。境界に小さな沢から滝のように水が流れおちていた。この部分、現在は建物が立ちはだかって無断で撮影していいものか、撮影できたとしても建物が邪魔になっている。
 この付近では漁の車が行き交うため駐車は控えたほうが良く、5~10分ほど歩いた国道沿いに自動車を2~3台停められるスペースがあった。









 こちら側からはトンネル内に入ってもOKだが、向こう側からは進入禁止になっている。









 様似町エンルム岬。駐車できる砂利のスペースから、急な階段を130段ほど上った。暑い。



















 うらかわオバケ桜。今回のツーリングは最後の道の駅の三石と襟裳岬が主な目的だったが、ちょうど桜が見頃で日高の桜の名所も色々見て回ろうと寄り道を計画。有名なのか観光客がすごい。車びっしり、客の行列。無料だが、どこから来たかアンケートを頼まれ、桜の保全のための募金箱があった。
 オバケ桜と言っても、柳の木のようにオバケが出るわけではなく、近くを流れるオバケ川から名付けられた。公式サイトによると、幹周4.8m、枝張り四方に10mとかなりデカい。








 坂や丘を登ったらまた暑くなった。昨日の寒さとは打って変わり、12℃くらいまで上昇。日差しが強く、体感は20℃くらい。汗がすごい。

 浦河町優駿さくらロード。馬牧場と桜のコラボレーション。ここも観光客がそこそこ集まっていた。
 牧場にバイクを停めようとしたら、寝不足と砂利で簡単によろめいて倒してしまった。起こそうとしても荷物が重くてダメ。一旦リアボックスを取り外してようやく引き起こせた。













 ちなみにここらへんの桜ロードの路側帯は駐停車禁止。直線道路をゆっくり走りながら桜を眺めていたら、バイクを停めて桜と一緒に撮影している連中がいたが、残念ながら違反となる。

 野良猫と馬。


 三石の道の駅。これで北海道の道の駅を全て制覇。

 バイクの中型免許を取得して早速バイクを買った当時、バイクに乗ってどこに行こうと考えてみたものの、最初は運転に慣れるため、近所のレンタルビデオ屋などを行き来するだけだった。1年後に大型免許を取得してもまだ近場を走っているだけ。それからさらに1年後。たまたま流れたローカルニュースで取り上げられていた三笠の道の駅を思い出し、行ってみようと思い立ったのが始まり。
 持病が酷くなって何度か入退院を繰り返し、ようやく自分に合った薬剤が見つかって初めて三笠の道の駅へ遠出をしたのが2019年。それからコロナのせいで外出すらできず、その後も色々あってツーリングできず、2023年にようやく再開。再開後も会社を解雇になったり再就職まで時間がかかったり。長かった。
 旧三石町は昆布と羊羹。それ以外思い浮かばない。有名な三石羊羹の他にも和菓子店があるのを知った。昆布は広くて長くて嵩張る。三石昆布を使った昆布巻きを見たら製造が札幌の発寒。



 昨日も忠類村で羊羹を買ったのを忘れて、三石羊羹の桜咲羊羹(486円)、ミニ三石栗豆さん(1415円)、三石昆布もなか5個入り(1260円)、三石昆布羊羹の小豆と白餡(各600円)を購入。この通り羊羹天国なのか地獄なのか。


 僅かに昆布の風味。だからといってがっつり昆布の味しかしなかったら最中として成立していない。美味しかった。



 三石昆布羊羹はこの小豆餡と白餡の二つだけで商売しているだけあって美味。そして手頃な値段。白餡だが昆布の色だろうか、かなり黒め。






 三石昆布羊羹の店の向かいに佇む有名な三石羊羹の店。こちらも美味いが値段は高め。桜咲羊羹はその名の通り桜をモチーフに桜の花が入っている。



 最後に創業から売られている三石羊羹。今までは人への贈り物ばかりで一度も口にしたことがなかった。楽しみに食べてみたが、なんだかカルキ臭い感じがする。家族に食べてもらったら、そんなことはないと言う。直前に食べたものが影響していたのだろうか。

 ちょうど昼時だったので、三石の食堂へ。カウンターに通されたら定食や麺類の他に寿司もやっている。蕎麦と納豆巻を注文。
 主人に写真を撮っていいですかと聞いたら、大したものじゃないけど・・・、と言っていた。自分で注文しておいてなんだが、もう少し見栄えの良いものにしておけば良かったと主人の意見にやや同意した。出された料理は美味しかった。


 静内二十間道路の桜並木。ここは今までの桜のスポットとは比較にならないほど有名で、さらに桜祭りも開催されていて車や人混みでごった返していた。この道路に入る時は割とスムーズだったが、バイクを停めるスペースがない。そもそも渋滞していて動かない。この道路に入ったら最後。アリジゴクのごとく出て行くことが難しい。しかも暑い。


 このツーリングで唯一後悔した。行かなければ良かった。10分くらいで見終える予定が、1時間もずっと停滞していた。ここは桜の見所ではない。人が少ないであろう秋の紅葉を見に行く道路だ。
 あまりにも動かなくて暇なので枝が変にひん曲がった桜を取りあえず撮っておいた。

 桜の季節は二度と行かない。

 帰りは短めの道のりだから、昼3時頃に帰宅できる予定だったが色んなところで桜を見たり渋滞に引っかかったりして結局午後6時。しんどかった。でも襟裳岬は本当に行って良かった。
 帰りの国道の長沼で何となく斜里の天に続く道っぽい風景だったので一枚。

 これで一通りのカントリーサインマグネット収集ツーリングを終えたわけだが、カントリーサインのデザインは今後も更新され続ける。今のところの未収集は

  • 枝幸町旧カントリーサイン(去年売り切れにより購入できず)
  • 上士幌カントリーサインマグネット(新デザイン)
  • 遠軽町カントリーサインマグネット(新デザイン)
 他にも道の駅以外にも似たようなものが存在する。キリが無いが、ツーリングの目的と楽しみの一つとして考える。

令和8(2026)/4/25(土) 自宅→帯広の蕎麦屋→「道の駅 なかさつない」→「道の駅・忠類」→えりも町の旅館→襟裳岬の日の入り→えりも町の寿司屋

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

去年から計画していたルートhttps://maps.app.goo.gl/8nSPHsZQUGP3qmDq8

前日に急遽変更したルートhttps://maps.app.goo.gl/rqRwPBankKr6JmJg7

 半年の冬が終わり、ようやく北海道にもバイクの季節がやってきた。
 短気な暴走族はアスファルトが見え始める2月下旬頃、下痢便みたいな音を出して走っていた。氷点下の夜の道を走ったら確実にヘルメットの中は涙と鼻水でグチャグチャ。あの時に一度だけ聞こえたがそれ以来聞いてないから恐らく後悔したのだろう。本当に楽しめるのは4月に入ってから。
 バイクの免許を取ってから時間を見つけては訪れていた北海道の道の駅と、買い集めていた道の駅限定販売のカントリーサインマグネット。残りは三石のみとなった。そして、半島のように突き出た襟裳岬。ここで日の出と日の入りを一度見てみたかった。シンプルにそこだけ行って一泊して帰るだけの予定だったが、この間に忠類の道の駅で20年ぶりに旧忠類村のカントリーサインマグネットを再販しますとのお知らせが出ていた。加えて、上士幌の道の駅でもリニューアルしたカントリーサインによる新デザインのマグネットの新発売。それらには行きにするか帰りにするか迷って前日に決まった。

 ツーリング当日は遅くとも8時に出る予定で、時間通りに家を出ようとしていた。
 ところがその矢先、ブーツに足を入れたタイミングで去年の最後のツーリングを思い出す。その帰宅時にブーツのファスナーの引き手が破損して外れたのを忘れたまま放置していた。スライダーが生きていてもここが外れるとどうにもこうにもファスナーは上がらない。何か代替になるものをと金属の輪っかや安全ピンなどを試してもダメ。15分ほど秋冬用のジャケットを着ながら汗だくで試行錯誤した結果、クリップが意外と嵌めやすくスムーズにスライダーが上がってようやく自宅を出ることができた。暑い。
 バイクに荷物を載せて何の気無しにエンジンオイルの点検窓を見てみたら、何となく少ない感じがした。ずっと見ていたらまた無駄に時間が過ぎた。このまま長距離を走るのも不安なので、念のためバイク屋に行くことに決めた。開店時間は9時。
 丁度その頃合いを見計らって出発し、バイク屋で見てもらうも「大丈夫ですよ。FとLの間にありますので」とあっさり。くだらない事で時間を食いつぶした。幸先悪い。
 長い道のりとなる峠ルートが9時出発では襟裳岬の日の入りに間に合うか怪しくなってきた。だとしたら去年決めていた太平洋側ルートのほうが短くて短時間で着ける。本来ならそっちに変更すべきだが旧忠類村のカントリーサインマグネットに対する懸念。去年、枝幸町の道の駅で旧カントリーサインマグネットが前日まであったのに売り切れていた時のことを思い出し、1日でも早く手に入れておきたかった。
 走り出して10分ほどして、「上士幌は新デザインになったばかりで販売終了することはないし、後回しでいいんじゃね?」と考えつき、後日の別ルートにした。これで1時間ほど短縮できるはず。日の入りに間に合うはず。

 4月の泊まりがけのツーリングは初めて。25日、26日は両日ともに快晴との予報で決めた。

 予報通り快晴。そして、予報通り一桁の最高気温で日なたでも寒い。274号線をずっと走って夕張の山間辺りに入ると特に冷え込みが厳しくなってきた。

 それもそのはず、麓に雪が残っている。ふきのとうは雪が溶けた部分から待ってましたと言わんばかりに早速生えている。

 山頂は巨人がぶっかけたようにまだ真っ白。雪で冷えた空気が麓に降りてきて寒い。


 石勝樹海ロード、日勝峠を抜けて帯広へ。正午を回ったので食堂を探す。

 クロレラを混ぜ込んだ緑色の蕎麦。見た目のような青臭さはなく、蕎麦の香りがしている。人気の店なのか、数組ほど列ができていた。

 店の周りは街路樹の桜が満開。


 中札内の道の駅。前回訪れたときはマグネット以外に何も買う物が見つからなかった。

 道の駅併設の野菜を直売している方の店舗に入ってみると美味しそうなお菓子があった。タマフクラという枝豆の甘納豆と枝豆せんべい。

 不味くはないが、正直微妙な味。ほんのり甘い、サクサクの小麦粉の煎餅。ただ、それ以外に何も味気ない。

 こっちの甘納豆は非常に美味しかった。枝豆の香ばしさが効いている。手頃な値段なのでまた買いたい。

 最初の目的地、旧忠類村の道の駅。ここも再訪。
 お目当ての旧忠類村のカントリーサインマグネットを無事に手に入れた。前回はナウマンまんじゅうを買ったので、今回は別のものを。よもぎ羊羹(1200円)と甘納豆の食パン(800円)。普段気軽に買えるような金額ではない。

 高いだけあってさすがにしっかりとよもぎの風味がする。ただ、個人的によもぎは好きではない。


 焼かなければふわふわ、焼けばもちもちかりかり。美味しかったけど、高い。
 そういえばナウマンまんじゅうも小さい中華まんじゅうのわりに2個セットで450円もしていた。忠類村の名産は観光客向けの商売なのか。
 この時に買ったレシートを見ると、午後3時47分と打刻されている。日の入りに間に合うかどうか不安になってきたのを覚えている。ツーリングはいつも時間に追われている気がする。

 えりも町の旅館に宿泊の予約をしたときは、余裕こいて午後3時か4時くらいには到着できると思いますと伝えていた。しかし忠類村ですでにその予定時刻を迎えている。ここからえりも町への道のりも黄金道路などバイクには良い景色が広がっているが、あまり楽しめていた記憶がない。
 確か午後5時半過ぎに旅館に到着。チェックインを済ませて部屋に入らずそのまま襟裳岬へ。この日の日の入り時刻は午後6時20分。その時間に行けばギリ間に合うといったら大間違い。この時間は日没。太陽が地平線にすっぽりと沈んだとき。これじゃ間に合わない。バイクを停めて、降りて、岬まで歩く時間、そして日の入りに差し掛かる夕焼けから日没までを拝む時間を考慮しなければならない。旅館から襟裳岬までは同じえりも町でも17分と思いのほか遠い。
 慌てて走っていたら右に曲がる三叉路に気づかずまっすぐ向かっており、ナビの到着予定時刻が更に5分延長されていることにずっと走ってから気づく。折り返したら余計に時間がかかる。間違ったら「道、間違ってるぞ」くらいの警告を表示してくれたらいいのに。

 だが、今までも今回もこうしてギリギリ間に合っているのが不思議だ。午後5時57分。

 島倉千代子の方だけ撮って森進一の方を忘れていた。
 襟裳岬を見下ろした崖。

 襟裳岬から望む夕日と夕焼け。

 日没後になってバイクと一緒に夕日を撮影するのを忘れて慌てて撮った。

 襟裳岬をぐるっと一周。
 行ってよかった。間に合ってよかった。

 午後6時半を過ぎていたので、そのまま旅館近くの寿司屋へ。握っている職人はわりと若そうに見えた。何故かジャズが流れている。若干マズいと察したが暖簾をくぐってしまった以上、野暮なことはできない。梅(本鮪赤身、鰤、サーモン、海老、とびっこ、赤貝、新香巻)、それとお好みでしめ鯖、いくら、帆立を注文。刷毛でサッとネタに醤油を塗って1貫ずつ出していくスタイル。帆立は明らかに冷凍もの。土曜日で生の入荷がなかったのだろうか。鰤は養殖。だが、握りの腕は良かった。これで4050円。けっこー高くついた。
 一緒についてきた味噌汁は、おそらくオオズワイガニであろう脚が2本入っている。ズワイガニと名前がついていても漁の網を食い破る厄介者で、近所のスーパーではえりも産のが一杯300~400円ほどで売られている。脚の身は細く、取り出して食べるのが困難で諦めたが、出汁がよく効いていて驚くほど美味しかった。寿司よりも一番のご馳走だった。
 もう一店舗寿司屋があるが、調べてみたらそちらも同じような内容と値段だった。
 いつも思うが寿司はやっぱりカウンターで食べたくない。どうしても目の前の職人さんが気になって目のやり場に困る。

 食後は翌日の朝食を買いにセイコーマートへ。水、おにぎり(鮭・筋子)、ヨーグルト、野菜入り卵焼き、赤大福を購入。こんなんでも900円くらい支払った。その途中、旅館から余りにも帰宅が遅いから電話が鳴る。
 8時近くに旅館へ到着。夕方のチェックイン時も、数日前の予約時の電話でもそうだったが、旅館内全室禁煙だと口酸っぱく念を押された。部屋にも「喫煙した場合は、清掃費用として2万円」と忠告が。過去に何かあったのか、単に潔癖なのか分からないが、廊下、部屋の中、洗面所、浴室、トイレは古いながらもぴかぴかに掃除が行き届いていた。素泊まりで一人7000円。この代金は行き届いた清掃によるものだと思い込む。
 ちなみに自分は生まれてから一度もタバコを吸ったことがない。
 入浴の際に廊下側から扉の鍵をかけようにも全くかからない。数分間の格闘ののち、諦めてそのまま浴室に向かった。客は他におそらく一組だけ。多分大丈夫だろうと念のため貴重品を携えて約1時間後、部屋に戻ってもやはり何事もなく身の回り品は無事だった。
 ただ、入浴で部屋を出るときは電気を消したのに、戻ってきたら灯りがついていたのが今も少し引っかかっている。