インドア派の道民ライダー 時々音楽

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクのソロツーリングの記録と家で聴く音楽。

令和5/10/14(土) 「道の駅 森と湖の里ほろかない」→「道の駅 るもい」→留萌の海鮮丼屋富丸「道の駅 おびら鰊番屋」→「道の駅 風Wとままえ」→「道の駅 ほっと♡はぼろ」→「道の駅 ロマン街道しょさんべつ」→「道の駅 えんべつ富士見」→「道の駅 てしお」→てしお温泉 夕映→夕飯難民→居酒屋ふく助→天塩の旅館

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 この季節になると週間天気予報だけではなく明後日の天気もコロコロ変わる。日ごとに雨だったり晴れだったり。とにかくもう少しで北海道はバイクに乗れなくなるのでできるだけ走らせたい。天気予報を信じて前日に宿の予約をとる。


 幌加内は蕎麦が有名。一度ぜひ行ってみたかったところ。店内は何十種類もの蕎麦が売られている。蕎麦にちなんだお菓子も。

 迷って半生蕎麦(新そば)、ごま蕎麦(新そばじゃないので半額)、蕎麦の実クッキーを購入。半生だとまあまあだった。やっぱ生蕎麦が良い。要冷蔵はバイクツーでは無理。クッキーはほんのり蕎麦の風味。甘さ控えめ。美味い。


 留萌は賑やか。日本海に面しているのか夕日推し。あと数の子のゆるキャラがいた。ただ、数の子の商品は少なめ。もちろんバイクでは買えない。大好きだけど。

 日本海に沈む夕陽に見立てたお菓子。レーズンが入っていてぱっと見バターサンドに見えたが、中身はホロホロとした焼き芋ペーストらしい。美味い。

 昼は留萌の寿司屋。店内に入ろうとしたら予約でいっぱいとのことだった。近くの海鮮丼屋に入ったら、以前から食べたかった帆立丼がメニューにある。ものの数分で出てくると冷凍ではない生のホタテで美味しい嬉しい。繊維がしっかりしている。みそ汁、たくあんつき。今回もしその葉が付いていて不思議と美味しく感じた。数年前までは吐き出すほど嫌いだったのに。


 小平はニシン一色。ニシンでボロ儲けした歴史で食いつないでいるらしい。

 ニシンの珍味が沢山売られていたが高い。お手頃のニシンは米国産。それでも手が出ない。

 ここで充電器のバッテリーがなくなり慌てる。出発する前は4つのうち3つ光ってたから余裕だと思っていたのに。中華ラブパワーめ。とにかくアダプターを買わないことにはスマホの充電ができない。これからの道のりで売っていそうな店がある町は羽幌。とにかく羽幌に行くしかない。

 苫前は温泉とホテル併設。野菜直売所も併設。
 野良猫だか分からんが自分の目の前に寄ってきて座る。多分餌付けでもされているのか、やたらと人になれている。

 羽幌にはベスト電器とダイソーが近くにあり助かる。他にもマツヤデンキがあった。しかしベスト電器は今日に限って臨時休業。ダイソーで500円で売ってたUSB-Cアダプターを購入。無駄な出費になってしまった。

 北海道海鳥センター。道の駅はここも大きな温泉とホテル施設でどう撮影したら良いかわからなかった。

 海鳥はオロロン鳥(ウミガラス)を主に展示しているらしい。イラストを見たらぱっと見ペンギンに見える。可愛い鳥なので今度じっくり見に行きたい。最中は崩れる前にさっさと撮影した。案の定帰宅時には鳥の頭が崩壊していた。普通の最中。美味い。おろろんの卵も崩れてしまった。上にチョコレートがかかっている。中はホロホロとしたケーキ。喉つまりしそうだが美味い。

 次に向かう途中、オロロン街道の日没に立ち会う。左スマホ撮影(16:38)、右デジカメ撮影(16:50)。デジカメは色んな撮影モードがあるので、ちゃんと使いこなせばスマホよりもよく撮れるはず。いつになるやら。車の邪魔にならないように道路のギリギリ端まで下がっていたのにトラック野郎からクラクションを鳴らされる。わかっとるわハゲ。

 初山別は天体望遠鏡。村だから光が少ないのだろう。道の駅でも天体関連のグッズが主。しかし英語だらけの輸入物ばかりだった。ちなみに初山別村にもセイコーマートがある。市街地が2カ所に分かれているのは逆に不便じゃないだろうか。あと、金比羅神宮が美しいので今度見に行きたい。


 遠別に着く頃には辺りは暗くなっていた。客もまばら。

 幌加内でクッキーを箱買いしたからよせばいいのに、中身を見てどうしても欲しくなってしまった。アーモンドを砕いて生地にしてクリームを挟んでいる。美味しくないわけがない。リアケースに入れて早速後悔する。邪魔。帰宅後に食べると想像以上に美味しかった。

 天塩の道の駅が19時まで営業していて助かった。店内はとにかくシジミ推し。天塩川と日本海、淡水と海水のミネラルのいいとこ取り。即席のしじみ汁が売っていたが何故かコショウが入っている。せっかくシジミの美味しさがコショウで失われそう。レストランでシジミを食えば良いので何も買わなかった。しかし後で後悔することになる。
 旅館はこぢんまりとしていて部屋は4畳半ほど。一人で泊まるには丁度良い。しかも畳と布団が落ち着く。素泊まりで安い宿だが、旅館の中はかなりキレイで、廊下はワックスでピカピカ、トイレは共同だがホテルのようだった。センサーで自動点灯消灯が便利。風呂は近くの温泉を使うので知らない。バスタオル、ハンドタオル、浴衣、帯、お茶セット、歯磨きセット付き。安くて助かる。駐車場は旅館の前と隣の砂利の更地。ガレージなし。
 近くの温泉で汗を流してレストランで食事という予定だったが、何とレストランは宿泊客だけで満席で外食客は利用できないとのこと。外食は暇なときの片手間でやっているのだろう。だったら最初からそう説明しておいてほしい。この時点で19:30前。腹が減ってつらい。ちょっと低血糖っぽくもなっている。仕方ないから風呂だけ入って別の食堂を探すことにする。温泉は紹介通りアンモニア臭がきつい。それよりも腹が減ってつらい。ブリーチや毛染め剤にかなり似ている。でもお肌つるつる。30分くらい入っていたら慣れる。腹が減ってつらい。
 近くのセイコーマートで翌朝の朝食と低血糖のジュースを買って飲んで少し落ち着く。腹が減っているのと温泉のレストランで肩すかしを食らったのとでイライラしたから、高いイクラ丼でも食ってやろうと寿司屋に行ったら既にのれんがしまっていた。
 この時点ですでに21時を回っている。近くの居酒屋ののれんをくぐったら客は誰もいない。聞けばどうぞと招き入れてくれたので、グレープフルーツジュース、お通しの牛すじの肉じゃが、長いもの千切り、甘エビの造り、鮭のおむすびを注文。市街地を徘徊して疲れてシジミの料理の注文を忘れる。どれも美味かった。だが店員がやけに余所余所しくてちょっと居心地が悪かったが無理もない。こういう所は顔なじみで盛り上がる店だ。しかもこんな時間に一人だけでやってきては警戒するのも自然なこと。食堂なみに早く食べて会計をした。その際によく見たらNIZIUのグッズが色々置いてある。なるほど店主はアイドルオタクとみた。警戒しているというよりも単に人見知りだろう。自分もオタクだから分かる。