~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~
そろそろ日帰りでは行けない距離の道の駅ばかりになってきた。高速道路を使う方法もあるが、往復料金で安いホテル一泊と同じくらいの金額。それならいっそのことホテルで一泊して翌日に別の道を回った方が安く済むし、ガソリン代も減らせる。何より二日続けてバイクツーリングできるのが嬉しい。あとは体力との相談。とりあえずやってみれば分かる。3連休の中、出発の前日だったが予約できた。
道東は生まれて初めて足を踏み入れる。日勝峠は山頂まで登って下るという、アトラクションのような道路。トンネルを抜けて山頂に着いて目の前に広がったのは十勝平野の清水町の田園風景。思わず声が出た。山頂付近ではこのように撮影場所も用意されていた。どうやれば実際の景色を写真で表現できるのだろうか。とにかく生で見てみないと。
音が鳴るのか分からない。
既に1時半だったので向かいのそば屋で昼食。そばの風味より出汁のかつおが強かった。
温泉施設が道の駅を兼ねているところは割と多く、音更の十勝川温泉の中に道の駅があった。時間上ほとんどの店が閉まっている中で、売店がやっていて助かった。しかし、レジは隣のカフェで、とのことだがよく分からずウロウロして、やっと会計する所を見つけたら、近くの通路のテーブル席に座っている若い男女3人の内の、麻原のような目をした、レイプやってそうな男がスマホをこちらに向けていた。かなり不気味だった。ああいうのにスマホを持たせるとろくな事がない。
予定としては同じ音更のもう一軒の道の駅に行く予定だったが閉店時間を過ぎて断念。翌日に持ち越すことにした。
ホテルは運動選手の合宿や遠征に特化した設備がある。もちろん観光でもビジネスでも利用できる。ピッチピチの若いスポーツマンのオフ姿を拝めると期待したが全くいなかった。残念。 施設自体は非常にきれいだった。浴場も広く気持ち良かった。駐車場は広め。ガレージ無し。
夕食は音更の街並探索を兼ねて近くのまつりやという回転寿司店へ。道内チェーンで札幌にも支店があるらしいが全く知らなかった。ネタは内地のチェーン店よりは美味いがとびきりというわけでもない。種類が多すぎてタッチパネルの操作が面倒だった。腹が膨れた後に花咲ガニの軍艦を見つけ仕方なく諦める。あと初めて配膳ロボットを見た。ちゃんと人間を避けていた。
音更は帯広の隣で、農業の地域と市街地とで明確に区分けされている。市街地は帯広に面して歩いて行ける距離。効率よく区画化されている。だからか、人口も町にしては45,000人と多い。近辺を歩いて驚いたのが、スーパーの隣に別のスーパーがあったり、サツドラの向かいに別のサツドラが構えていたり、ダイイチのスーパーから2km弱に別のダイイチがあったり、同じような距離でDCMとコメリがあったり、プロノとワークマンがあったり、よっぽど儲かっているのだろう。他にも飲食店や電器屋など乗用車が不要なほど徒歩圏内になんでもある。現在住んでいる札幌の地域より便利。ここに住みたい。
現道知事が夕張市長だった頃、こういう街を目指していたんだろう。