インドア派の道民ライダー 時々音楽

日々の内勤や絵描き作業で家に引きこもりがちな人間が気晴らしに行くバイクのソロツーリングの記録と家で聴く音楽。

令和5/10/15(日) 天塩の旅館→「道の駅 なかがわ」→「道の駅 ピンネシリ」→「道の駅 おといねっぷ」→「道の駅 びふか」→美深の食堂→「道の駅 もち米の里・なよろ」→「道の駅 羊のまち 侍・しべつ」→「道の駅 絵本の里 けんぶち」 ~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

~道の駅カントリーサインマグネット収集ツーリング~

 朝は天塩の旅館でセイコーマートの納豆巻、胡瓜とわかめとカニカマなどの酢の物、玉子焼き、ヨーグルト、バナナ
 旅館の女将はチェックインからチェックアウトまで気さくな人だった。旅館を出て辺りを見回したら、昨日の夜は暗くて気づかなかった同じ名前のアパートなどがある。資産家なのか実業家なのか。

 中川の道の駅は地元の人で賑わっているようで、軽トラなどが停まってあった。


 紅葉が始まっている。

 山林でもあってもなくても、少しでも木が生い茂るところは札幌市内の住宅街でも鹿の絵が描かれた"動物飛び出し注意"の標識を頻繁に目にするが、注意深く見ても今まで鹿を見たことがなかった。歩いたり寝転んだりしているキツネや、タヌキの死体は見たことはあった。
 中川から次の音威子府に行く途中、対向車も後続車もなく独走だったので山の紅葉の景色を楽しみながらゆっくり走っていたら、わずか5mほど先に左側の草の陰から突然鹿が飛び出してきた。冬使用の灰褐色。ビックリして避けられたが、もう少しスピードを出していたら轢いていたかもしれない。そのくらい近かった。あと5秒待ってくれれば安全に渡れたのに、何なんだろう。せっかちなのか。カラスの横断ですら自転車が通り過ぎるのを待ってくれていたのに。ビックリしてから1kmくらい走った先に、カラスが集っているのが見えた。覗いてみたら鹿の死体をついばんでいた。


 ピンネシリ(中頓別)はログハウス。焼き菓子や国産ハチミツが売ってあった。バターたっぷりでしっとり美味い。持病にはちょっと注意。


 "生 そ ば あ る よ"音威子府も蕎麦が美味しいらしい。他の道の駅でも蕎麦を見かけたし、新得も有名だし、北海道は意外と蕎麦の名産地っぽい。せんべいは仄かな蕎麦の風味で美味い。


 美深は店の大きさはそこそこだが、店内はかなり充実していて客も混んでいた。揚げたてコロッケが美味そうだが持病で食えない。

 長くてでかくて持ち歩きにくいけど安くて買ってしまったチョウザメみそパンはほんのり甘くて美味い。カボチャの種のケーキは香ばしくてしっとり。美味い。

 昼は道の駅から少し走って美深市街地の食堂へ。そば、どんぶり、ラーメン、カレーなど多種多様。なめこおろし蕎麦を注文。蕎麦はわりとコシがあった。大根おろしは辛め。美味い。ラーメンなんかも多分、最近の食材やら作り方やら色々凝りまくってオタク化したラーメン専門店よりも、こういう大衆食堂のラーメンの方が美味しいと思う。サインが何枚か飾られていた。分かったのは森崎博之とEXILEの誰か。テレビの仕事で美深に来ていたようだ。

 名寄は名寄市というよりも、合併前の風連町地域。そのため、特産のもち米やそれらの菓子類が豊富。老若男女こぞってソフト大福をパックに詰めている。色んな味のあんこが美味しそうだけど、近所のスーパーにも売っていて何度か買っている。わざわざここで買う必要もないと思いつつ食後のデザートにとミルクあんを買ってすぐ食べ、コーンあんを持ち帰り用に。予想通りの味で大変美味しい。


 士別は侍よりもとにかく羊。羊毛。羊のゆるキャラグッズがすごかった。あと、羊毛の枕が寝心地よさそうで勢いで買ってしまいそうだった。羊のゆるキャラもいいけど、でかいパネルになっていた、少年ぽくデフォルメされた侍のキャラクターも気になった。あれのグッズは全くなかった。勿体ない。

 剣淵町は絵本の街。店内は子供が遊べるスペースがあったり、絵本も置いてあった。自由に読める絵本を置いてあるのに、わざわざ売り物の絵本にベタベタと手垢をつけて読んでいる頭の悪そうな少女を横目に店内を見て回る。

 心配していた雨は全くその気配を感じさせず、ずっと晴天だった。バイクも多く行き交い、もうすぐ長い冬に入る北海道を惜しんでいるかのようだった。
 剣淵の道の駅を出ようとしたら、下痢便エンジンバイクのマスツーが先に出ようとしていた。ゲッベッペベッベベッベッベベリベッベリベリと鳴っていて非常にやかましい。道路に合流するのに待っている間、本人は大変格好良く思い込んでいるのか、わざわざ空ぶかしをしてまで下痢便をアピールしている。出て行くまでずっとうるさくてイライラした。そのせいでクラクションをウィンカーと間違えて鳴らしてしまい、先ほどの下痢便のような悪目立ちをしてしまう。

 今回も帰りのバイクがつらかった。太陽が出ている間は暖かいが、暗くなると急に寒くなる。帰宅前にガソリンが切れそうだったので、当別のセルフで入れたらレバーが指を戻してもレバーが戻っておらず、それに気づかずノズルを上げたら当然ガソリンが勢いよく出てきてバイクとグローブにかかってしまった。寒いしつらいし臭いし最悪。帰りだったからまだマシだったが。

 北海道らしい風景って何だろうと考えてみて、直線道路かと思い撮影。この程度の直線道路なら少し走ればなんぼでもあるけど、直線と分かる写真をおさめるスポットは難しい。斜里にあるようだが。見栄えはいいが、走りは大変つまらない。例えば、レースゲームでコーナーが全く無い一直線のコースがあったとしたらそれは紛う事なきクソゲーだ。